今日は十三夜「後の月」

東京は雨模様です

残念でした

 

10月13日「十三夜」


別名「後(のち)の月です


昔は台風を「野分け」といいました


後の月の頃は野分けのシーズンでもあります

 

実は「秋の観月」には大きな意味があるのです


それは二百十日 二百二十日の言葉にも潜む


自然との大きな関わりです


台風から農作物を守る
 

そんな知恵だったのです


秋の観月は「中秋の月」と「後の月」両方愛でることに

本当は大きな意味があったのです
 

「中秋の月」と「後の月」 を同じ場所から愛でる


これが大事なポイントです


もし片方しか見ないと「片見月」と言って忌み嫌われました


「形見」にかけた言葉です


これは「自然」と「人間」の関わりにおいて生まれた風習なのです


この時期は収穫の時期と重なります


秋の実りの大事な時期です


そんな時期に「土地を離れてはいけない」という戒めを


観月をするという風流な習慣で戒めたのですね


日本人は「ダメ!」とは言わないで遠回しに促すことが得意です   


自らしたくなるようなしむけ方が風流ですね
 


中秋の名月は「十五夜」


「芋名月」ともいいます お団子は15個です


後の月は 「十三夜」 


「栗名月」ともいいます お団子は13個です

 







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一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミー<a href="http://tachibanaryu.net/" target="_blank">http://tachibanaryu.net/</a>


一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
「恕」の精神を伝えています
「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
 

橘 凛保(Riho Tachibana)