続・オリエント急行 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。

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 豪華列車として、憧れの存在だったオリエント急行。映画好きのおじさん世代は、例えば、007シリーズの傑作「ロシアより愛をこめて」などの映画作品に登場する列車シーンを羨望の眼差しで見ていたものだ。

 そのオリエント急行に「乗車」するチャンスが巡ってきた。ホンモノのワゴン・リ客車を日本に運び、列車ホテルとして開業した!というニュースが鉄道少年の間にかけ巡ったのは、もう40年近く前のこと。動かない列車ではあるが、あのオリエント急行の車内で一晩を過ごすことが出来る!

 早速、少ない小遣いをやり繰りして、出かけたのは言うまでもない。

 それは、滋賀県の大津にあった。琵琶湖のほとりに建つ「ホテル紅葉」と、隣接するレジャーランド「紅葉パラダイス」の一角に、その名もズバリ「ホテル・オリエントエクスプレス」として開業していた。

 琵琶湖に面した敷地に、割と低めのコンクリート高架橋(湖側にホーム付)が作られて、その上に機関車(ダミー)とワゴン・リ客車が据え付けられていた。編成は食堂車が一輌と、寝台車が5~6輌だったと思う。列車の窓からは、レマン湖の代わりに琵琶湖が楽しめるという趣向だった。

 この時に撮った写真や、お土産コーナーで買った絵ハガキを探したのだが見つからない。代わりに1988年来日時の記念オレンジカードが出てきたので、これの写真を掲げておく。

 さて、宿泊の思い出は、明日に続く。