<獣医師 伊藤>12月のセミナー参加報告~皮膚科の検査~ | タブチ動物病院 (埼玉 川越 動物病院) のブログ

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病院の日常・出来事など当院をもっと知ってもらいたくて
スタッフ・院長が協力してはじめました。
診察室では伝えられない思いをこの場を借りて
伝えたいと思います。
「ブログを見た」と一言 言っていただけると
スタッフみんなが 喜びます。

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川越市タブチ動物病院

2月の休診日

 木曜日 1日・8日・15日・22日

 祝日  12日 

         全日休診となります。

猫の健康診断実施中

ネコちゃんは冬・膀胱炎に注意

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開院歴30年の

院長の臨床症例経験数と

若手獣医師による新しい獣医学による

身近な街の総合診療科を目指します。

         川越市タブチ動物病院

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こんにちは。獣医師の伊藤です。

久しぶりにブログを書かせていただきます。

 

先月のことですが…セミナーに

参加してきましたので

ご報告いたします。

 

当院と提携している日本小動物医療センター

(所沢)で、村山信雄先生(皮膚科の専門医)

によるセミナーでした。

11月にご報告した皮膚科セミナーの続きです。

 
この回は、皮膚科の検査についてでした。
みなさんは、皮膚科の検査というと
どのようなものを想像しますか?
 
実は、まず大事なことは…
単純に毛を抜いて
そのまま顕微鏡で見ることです。
 
ダニなどの寄生虫はいないか、
真菌(カビ)の胞子がついていないか、
毛根の形を見て
成長している毛なのかどうか…
これだけで色々と状態が把握できます。
 
また、抜いた毛を培地において
10日間ほど観察し、
培地の色の変化を見ることで
カビの感染があるか診断することもできます。
 
その他、細胞診という検査もあります。
体の表面にできた膿疱(膿のかたまり)
などをガラスにとって、
染色したものを顕微鏡で見る方法です。
細菌がいるかどうか、
細菌を食べる白血球が出ているかどうかなどを
見ることによって感染の有無を診断します。
 
今回は、皮膚科の検査について、
ひとつひとつ奥深くまで
学ぶことができました。
 
皮膚の病気は、
・脱毛
・皮膚の赤みや痒み
・湿疹ができる
などの症状が一般的です。
そのような状態を見つけたら
なるべく早くご連絡ください。
 
学んできたことを
皆様に役立てることができるよう、
準備してお待ちしております。