紫色の場所 (角川文庫)/林 真理子
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写真がないってなんか侘しい・・・

さて3月になりましたが、あけましておめでとうございます!

開店休業の読書日記で申し訳ございませんm(*- -*)m

本館「毎日旅暮らし。」 はほぼ毎日更新中なので

良かったら遊びに来てやってくださいませ~。

で、こちらの「紫色の場所」。

売れっ子スタイリストが主人公。

自分だけはずっとこの幸せを・・・とまぁそんな野心やら

若くていい男が出てきちゃって、新興宗教にはまっちゃうわけです。

その経緯やなんかが主なストーリー。

は~ん、人ってこうしてはまったりするんだね、ってなんか分かります。

隙間があるんですよね。

鉄壁のはずの「無宗教なもんで」の人にも。

後はこれが書かれた頃は、新興宗教ブームだったってのもありますが。

実際潜入取材を行ったそうですよー。

ご本人曰く、しかも本当にいい男がいた、とどこかで書いていらして

また林真理子さんが好きになった覚えが(笑)

んなとこでもちゃんとチェックするあたりが・・・可愛いなぁと。

でもね、軽い気持ちからはまっていく、深みに入っていく様は

なんとも「うぅ身内だったら怖い・・・」って感じです。

信仰は自由だけど、ずれていくんですよ、なんだか。

信じていればそれでいいのに、巻き込もう巻き込もうとしていく・・・

結構するすると読めてしまう本なので、移動中なんかにいいかもです。