~この話での新規登場人物~


萩村 浩一 17歳 高2

高嶺 舞 ?? 担任


~更新記録~


2013/02/15公開


~本編~


episode2 始業式


学校に着く。
あかり「それじゃお兄ちゃん、私は入学式だから」
憐「おう、いってらっしゃい」
亜希「いってらっしゃーい」
あかりは入学式に行った。
進級組はクラス分けを見に行く。
憐「それじゃ、クラス見に行くか」
亜希「うん」
憐「んーと名前は・・・」
憐「あった。1組か」
亜希「あたしも1組だ」
亜希「やっぱり同じだったねー」
憐「困ったもんだ」
亜希「本当は嬉しいくせにーこのこのー」
つっついてくるが放置。
??「おーっす、憐」
声が聞こえた方に振り返る。
??「相変わらず仲のいい2人なこった」
憐「浩一か」
こいつは萩村浩一。
1年の時にゲーム話で盛り上がって以来仲良くしている。
軽い性格で接しやすいやつだ。
浩一「憐はどこだったよ?」
憐「1組だよ、困ったことにまたアレと一緒だ」
いつの間にか友達を見つけて盛り上がっている亜希を指す。
浩一「あー・・・」
浩一「まぁなんだ、頑張れよ」
ポン、と肩に手を置かれる。
去年浩一とも同じクラスだった為、どういうことが起こるかは大体予

想が出来るというわけだ。
浩一「俺のクラスはーっと」
浩一「2組だな」
憐「一緒じゃなかったな」
浩一「ま、適当に遊びにいくわ」
憐「おう」
亜希「あ、浩一くん久しぶりー」
亜希が戻ってきた。
浩一「久しぶり」
亜希「浩一くんのクラスはどうだった?」
浩一「2組だよ」
亜希「そっかー残念」
憐「そろそろ教室に向かおう」
その場を後にする。
浩一「そういや春休み何やってたんだ?」
憐「大体家でゲームしてたよ」
浩一「だろうな」
浩一「なんか面白いのあったら紹介してくれよ」
憐「合うかはわからないけどね」
憐「浩一は何やってたんだ?」
浩一「ちょくちょく部活の練習にバイト、休みは遊んでた」
憐「大変だな」
浩一「ま、自分のためだしな」
亜希「あたしは友達とカラオケ行ったりしてたよー」
憐「カラオケか・・・暫く行ってないな」
亜希「今度行く?」
憐「いや、曲が大分限られるから遠慮しとく」
浩一「まぁ俺みたいにある程度知ってるやつじゃないとな」
亜希「んー、残念」
1組教室前に着く。
憐「んじゃ浩一、また」
亜希「またねー」
浩一「おう」
浩一と別れて教室に入る。
憐「席は自由みたいだな」
亜希「あたし憐の隣ねー」
憐「はいはい」
去年と同じ顔ぶれもちょくちょく見かける。
適当に挨拶から雑談をしていると先生が入ってきた。
??「はーい皆さん席についてくださーい」
席につく。
??「春休みの生活はどうでしたか?」
あれ?こんな綺麗な先生居たっけ?
??「今日から皆さんは上級生という立場になります」
亜希「ねぇねぇ、あの先生綺麗じゃない」
隣からぼそぼそ声で亜希が喋ってくる。
??「1年生の方々の模範になるようにしっかりと学びましょう」
憐「そうだな」
亜希「男子連中も注目してるみたいねぇ」
??「紹介が遅れました」
??「今日からあなたたち1組の担任となります高嶺舞です」
舞「1年間よろしくお願いしますね」
クラス全体「よろしくお願いしまーす」
舞「教科書は各授業で配布されるので」
舞「休まずにしっかり来てくださいねー」
舞「ではこれから集会がありますので体育館に向かってくださーい」
亜希「憐、いこっ!」
憐「おう」
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このあと校長先生の長い長い話が当然あったわけで・・・
教室に戻り時間割等を貰い、どうしてこう校長の話は長い上に眠気を

誘うのかあかりと雑談しつつ自宅に戻るのだった。


episode2 始業式 END
episode3 後輩へ続く...