奈良バリアフリー観光案内所オフィシャルブログ

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奈良バリアフリー観光案内所(旅のお手伝い楽楽奈良事業所)による奈良の魅力紹介

お知らせ


本案内所は平成24年3月31日をもって事業統合の為閉鎖します。


バリアフリー観光案内は引き続き「京都バリアフリー観光案内所」 にて行います。


電話番号は「0120-299060」(フリーダイヤル)となります。

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      奈良の主要観光地のバリアフリー情報リンク集です。


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奈良エリア

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春は闌くるか…?


                     た                    はそり                                           日ざしにも 春は闌くるか 夢殿の 端反いみじき 八角円堂
(北原白秋)


【意味】
日差しにも春の盛りが来るのだろうか。
夢殿は屋根の先が反り返っているようすが素晴らしい八角円堂だなぁ。


【スポット】
法隆寺・夢殿です。


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世界最古の木造建築である五重塔、金堂などがある西院伽藍ではなく、
西院伽藍を出て東に向かうと東院伽藍というエリアがあります。
その、東院伽藍の中に夢殿という八角堂が存在します。


夢殿は聖徳太子が住んでいた跡に建てられました。
この中には聖徳太子と等身大とされる秘仏・救世(くぜ)観音
聖徳太子像が収められています。


救世観音は毎年に公開。
今春は4月11日~5月18日です。


【豆知識】
歌の中では夢殿のことを八角円堂と表していますが、
八角形なのか円形なのか悩みますよね。


実際に行って見て頂けると分かると思うのですが、八角形です。
それではなぜ「円」という言葉が入っているのかと疑問に思われるでしょう。
それは、このような多角形の建物は円のようにも見えることから
昔から円堂と呼ばれてきたのです。


興福寺の北円堂、南円堂も同じく八角形ですが円堂と呼ばれています。
このように建築物にも目を向けてみると楽しくなるでしょうね。
ちなみに夢殿は国宝


法隆寺には国宝があふれています。

建物も仏像も国宝ばかりです。

ぜひ足を運んで下さいね。


【バリアフリー情報】:法隆寺・夢殿
・多目的トイレ:(多目的トイレは西院伽藍エリアに一つあります。)
・その他:東院伽藍入口に段差がありますが、スロープが設置されています。
     夢殿の中の仏像を見る際には階段を上る必要があります。



奈良バリアフリー観光案内所


TEL:0742-21-6600
web:http://tabi-raku.com/nara


企画・運営
株式会社 旅のお手伝い楽楽


こんにちは、奈良バリアフリー観光案内所です。


三月も残すところあと一週間を切ってしまいました。
春は別れの季節でもあり、出会いの季でもあります。


このブログを読んでくださっている方にも
たくさんの奈良に出会って頂きたいと思います。


さて、春になると言えば、
各寺社で秘仏・秘宝の特別公開が行われます。


あらゆる「普段は見ることのできないお宝」に出会うことができるこの機会。
ぜひ足を運んで見られては如何でしょうか。



その中でも今回ご紹介したいのは、
興福寺・北円堂の特別開扉。


毎年に開催されます。


華やかな彩りで目立っている南円堂とは対照に
ひっそりと門戸を閉じている北円堂。


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(普段の北円堂)            (開扉時の北円堂)


今現存する興福寺の建物の中では最も古い建造物です。
また、日本に現存する八角堂の中で

最も美しい八角堂だとも言われています。


ここに収められているのは、
弥勒如来無著(むちゃく)世親(せしん)四天王像
いずれも国宝です。


また、弥勒如来の脇侍(わきじまたはきょうじ)として

法苑林(ほうおんりん)・大妙相(だいみょうそう)菩薩像も安置されています。


弥勒如来と無著像、世親像を作ったのは
あの、東大寺南大門の仁王像(阿吽像とも言いますね)
を作った事でも有名な鎌倉時代の仏師・運慶さんです。


特に無著像、世親像は写実的で秀逸な作品だと言われています。
無著さん、世親さんというのはインドの僧
お二人は兄弟です。(無著さんが兄)


年に2回だけの機会(期間中は何度でも行くことができますが)だということが
残念ではありますが、この機会にぜひお会いになってください。
きっとすばらしい時を過ごされるでしょう。


開催期間は4月28日~5月6日です!


【バリアフリー情報】:興福寺・北円堂
堂内入場の際には階段がありますのでご注意ください。
※興福寺全体のバリアフリー情報はこちら⇒