エア漏れの謎・・・その1(構造上の弱点) | カタナツーリング 時々色々…

◆プロローグ◆



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先週、タイヤを履き替えてご機嫌で慣らし走行をしてきたわけですが・・・

実はその後に続きがござましてね・・・。


自宅近く迄帰ってきた辺りでなんとなくフロントの反応が重い・・・(´・ω・`)

コーナリング時に“妙なヨレ感”を感じ始めたんです。


で、燃料補給ついでにまさかと思いエアチェックしてみると、1.8kgf/cmほどしか入ってないΣ(´∀`;)

あれ?2.3kgf/cmほど入れてたはずだけどめちゃ減ってるし・・・。


その時は「バルブコアが劣化してエア漏れしてるんだろうな」程度に考えてとりあえずエア圧を元に戻して帰宅。


帰宅後にバルブコアからのエア漏れを石鹸水噴射でチェックしてみるもその徴候はナシ。

ん~・・・ってことはバルブの根元??

ということで根元にも石鹸水噴射。

しかし、兆候なし(´・ω・`)


ん~???????????


どういうことだ?


今一度エアゲージでエア圧チェックしてみると・・・

「あれれ???0.1kgf/cmほど減ってる・・・!?なんで?なんで?」

もしかしてと思い、リムとビードの接触面をぐるっと石鹸水で細かくチェックするも漏れの兆候なし。。。


意味不明(´・ω・`)

エアゲージの精度差かと思い、小一時間ほどインターバルを置き再びエアチェック!!


やっぱ減ってます。


間違いなく減ってます。0.3くらい減ってました・・・。


よくわからないのでヒスコレのMさんにメール。

すると「リムとスポークの接合面チェックしてみて!」との返事。


あ、私のカタナに履かせてるホイールはDYMAGの2ピースホイールで、リムはアルミ、スポークはマグネシウム製というやつです。

なのでリムとスポークはリムの内側からボルトで締結されているんです。

ボルトの周囲にはエア漏れを防ぐためのOリングがはまってるんですが、それが劣化してしまうとボルト穴からエアが逃げ、リムとスポークの接合面からエア漏れを起こすことがあるそうな。。。



ということで早速スポークとリムの接合面に石鹸水をプシュ!!


すると見事に「プクプクプク・・・・」

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「うあ!!!やはりここか!!!」


そうです。私が変なおじさんです。

Mさんの言うとおり『リムとスポークの接合面』からブクブクと泡がたち始めました・・・。

やはり締結ボルトのOリングの隙間からエアが漏れでているのは間違いなさそうです。

このことをMさんに伝えると「液体シール処理でエア漏れは止められるから心配しないでね~」との返信。

ちょっと安心しました(´・ω・`)


とは言え、夜の遅くに店に行くわけにも行かないし、家ではどうすることも出来ないので次週の休日まで待つことに・・・。

待つとは言ってもエアは容赦なく漏れ続け、およそ4時間ほどで1.0kgf/cm近くまでエア圧が低下してしまう。

そのため、この一週間は毎日朝晩エアを補充して極力タイヤの変形を抑えるように努めました。


すご~く長い一週間でした・・・。



そして本日!!!

エア漏れ対策のためにヒスコレさんに出向いてまいりました\(^o^)/