行列、お昼の半ばくらい。
一人だったり、二人組だったりの行列が5,6人ほど。
カウンターだけの店、それほど待たないだろうと列につく。
およそ10分ほどで席に案内された。
食券機で食券を買う仕組み、辛さ、痺れの指定は、食券を渡す際にするみたい。
何も言わない場合、通常の辛さ、痺れになる。
最上位の激辛だけは別料金。
汁無し担々麺とミニ麻婆豆腐丼のセットを注文しておいた。
太麺の汁無し担々麺は、ゆで時間が、6, 7分かかららしい。
ミニ麻婆豆腐が用意された。
もやしの和え物、スープもついてくる。
それほど間を置かずに、汁無し担々麺も到着した。
特徴的な長いお皿、ゴマ、松の実、調味料、ひき肉などにより、麺は全て隠れている。
ああ、確かに太麺だ。
よくかき混ぜて食べる。
旨みが深い。辛さは通常であり、旨みの方が目立つ。
上等なソース焼きそばを食べているような感覚に陥った。辛さも痺れもあるけれど、通常レベルでは、それほどでもない。
むしろセットの麻婆豆腐に痺れる。
小ぶりな丼ながら、辛さがしっかりと感じられるし、豆腐の食感、表情が分かる。
発散するような痺れは、もやしの和え物が、特別な味に感じられた。
ミニセットがあるのは嬉しいところだけど、どちらかに集中して向き合う方が、より楽しめると思った。
カウンターのみ、各椅子に荷物入れがある。
紙エプロンはセルフサービスで入り口近くにある。
二人までの訪問がいいかもしれない。
お店:雲林坊
住所:東京都千代田区九段北1丁目5−5
電話:03-6272-3613
神田雲林のお手軽な業態、担々麺汁あり、汁なし、麻婆豆腐が食べられる。
食券機があったり、カウンターのみの店だったり、カジュアルに楽しめるものの、行列がある。