東京への帰り道、今週も東京-大阪二往復。
21時過ぎだろうか、何か食べよう、そう思って有楽町をさまよう。
ガード下の慶屋を思い出す。あそこのカレーうどんを食べよう。前回は2007年に来ていた。

先客無し、恐らく新幹線のガード下のお店、頭の上からの電車の音をさけて、注文をする。
ここのカウンターに着席するまでは、そばが食べたいと考えていたけれど、やはりカレーうどんを注文してしまう。何しろ、前に来たのが随分昔だし、カレーうどんは好物のひとつだし。ランチのカレーに熱々感が欲しかったし。。。

セルフサービスの水を入れ、ラジオに耳を傾けながらうどんを待つ。
張り紙に、手打ちの店であり、時間を気にされる方はご遠慮ください。とあった。実際、注文を受けてから生麺を取り出していたし、店構えとは対照的にじっくり待つ店だと思う。

酔客が二人、カレーうどんを注文する。
まだ、僕のカレーうどんは上がらない。電車の通過する音と、隣のまんぷく食堂の呼び込みの声、通りを歩く酔客の陽気な声などがBGM。
そういえば、飲み会が多かったな、送別会の季節なのかな。


カレーうどんの到着。




この見た目、懐かしさを覚える。
カレーには、玉ねぎと肉が入っている。
薬味のネギは鮮烈に、カレーは、熱々、じんわりと胡椒を中心としたスパイシーさを感じる。

うどんはつるつる、真ん丸のうどんの食感は独特であり、カレーを絡めて食べると、それはもう、カレーうどんの醍醐味を味わえる。
こんなつるつるの麺肌ながら、カレーとよく絡むのは、その細さにポイントがあるのかもしれない。

カレーうどんには、ごはんをついてくるけれど、それは断った。
野菜不足だなと思いつつ、家路につく。



禁煙。