ニュー新橋ビルの駅の反対側にある立ち食いそばの店、丹波屋です。
新橋という場所柄か、値段の安い、一人で入れる飲食店が多いと思います。

さて、出汁に拘り、店揚げの天ぷらにこだわるという当店、春菊天そばでも食べようと訪問しました。
遅いランチでは、お店はリラックスモードであり、先客は一人、壁際のテーブルでそばをすすっておりました。

狭い店内、店頭にはカツオ節の箱が積み上げられています。5,6人も入ったらいっぱいになりそうです。
ご主人と思わしき年配のおやじさんとインドあたり出身の若い女性が厨房内を仕切っていました。
注文は春菊天そば(360円)としました。

おおよそ10秒程度で目の前に春菊天そばが登場します。

夫婦で食べ歩き-春菊天そば

春菊天の緑が印象的です。衣を春菊で寄せているのか、といった見た目は好印象でした。
ツユを吸い過ぎないうちに天ぷらをぱくり、カリッとしたテクスチャーがあり、春菊のエグミは天ぷらにすることで和らげられて、良い意味での苦味を感じさせます。だからこそ、これだけの緑であっても、嫌味なく食べさせるのだろうと思います。
続いてツユを一口、カツオとコブの旨味を感じる、キレのある澄んだツユでした。旨味を塩や醤油でごまかしていない。ストレートに出汁で勝負するといったツユです。

肝心のそばは、もう少し。。。
なんというか、表面がざらついているからなのか、すすりづらい。その割には中途半端に軟弱なため、噛む楽しみも得られない。
うーん、うどんにすればよかったか。。。
むしろ天抜きにするべきか。。。

それでも、ツユと天ぷらを食べに訪問する価値はあるかと思います。

この店は薬味も面白い。
青唐辛子のしょうゆ漬け、タカノ爪の千切りなど、激辛トッピングを楽しめます。
試しに、青唐を試してみたら、辛いこと、辛いこと、辛いもの好きにもオススメです。

恐らく禁煙です。