NISグループ(8571)という会社がアガスタ(3330)を時価の2倍以上の値段で買うらしい 。こんな会社買ってどうするんやろね。

NISグループ自身が継続疑義の注記がついているのに大丈夫なんか?(って大きなお世話やな。)



アガスタは2004年に上場してから、株価は一貫して下落し、ここ2,3年は底値圏を這い続け、昨年のリーマンショック以降さらに下落し、最終的に上場廃止に、という、一見、悲惨なパターンになっている。


しかし、ここの社長の松崎さんは、チャラチャラとベンチャー企業の社長の会に顔を出し、いかにも勝ち組社長のように振る舞っていたし、所謂、渋谷ビットバレー系の面々と何も変わらない印象だ。

上場以来、経営者としてまったく成果を出す事無く、散々、赤字を垂れ流し、挙句、個人筆頭株主として、今回の株式売却でも3億6000万円程度を手にするわけだ。


こんな会社を買ってしまった個人投資家は、見る目が無かったとあきらめるべきなんだろうけど、中古車輸出の「アガスタ」は何のために上場したんだろう、と最初から思ってた。しかも、あんな会社の時価総額が180億円を超えた時期があった。恐るべしバブル。


ありえないよなぁ。。。

会社ってのは、短めのテーマから息の長いテーマがあって、経営者はその息の長いテーマを達成するために種まき、収穫を繰り返していくもんだと思っている。


そういう事をやらない会社は上場なんてしなくていいんじゃないか?と思う。少なくとも上場会社は社会に対して相応の付加価値を提供し続けていく社会的な義務があるんではないか? そうじゃない会社はゴロゴロあるけど。。。