仕事をしているときには見ることが出来なかった朝ドラ。
今は「梅ちゃん先生」と「ゲゲゲの女房」をBSで、7:15から続けてやっているので
夫を送り出した後のんびりと見ています。
今日のゲゲゲでは、疎開先で子どもを亡くした
こみち書房のみちこさんが、かわいがっている青年に
「心配したいのよ。生きているから、心配できるんだもの。
死んでしまったら、心配もできないのよ」と言う場面があったのですが、
じーんと来てしまいました
目から鱗でしたね
私は重症の心配性で、バカ息子のことも心配でたまらなく、
悪い方に想像しては、胸を痛めていたのですが、
生きているからこそ心配できるのだとあらためて気づかされました
そして、心配する相手がいることは幸せなことなのだと
今朝のニュースで、新歓コンパでアルコール中毒になり、
意識不明だった学生が亡くなったと報じられていました。
親御さんの気持ちを思うと、いたたまれません。
受験勉強を乗り越え合格して、やっとつかんだ学生生活。
これからの4年間に希望を抱き、入った部活で、こんな事が起きると誰が想像したでしょう。
過去にも何度も色々な学校で起きているのにまったく教訓になっていない。
新入生にとって、4年生はとても大人に見えます。
とてもつがれた酒を断ることなどできなかったのでしょう。
集中治療室に入っている間の2週間あまり、ご両親はどれだけ心配し、奇跡を信じてきたことでしょう。
でも、もうそれすら出来ないのです。
これからも、ずっと。
どうかどうか若い人たちには、自分の命もに他人の命にも敏感であって欲しい。
生きている以上必ず誰かの人生とつながっているのですから。
うちのバカ息子も昨日アメリカへ旅立ちました
私の望みはただひとつ。
生きて帰ってきて欲しいと言うことだけ。
ただそれだけです。