■若気のいたり、某アクションクラブにいた23歳・大河ドラマの撮影のおり、馬に乗れます!と嘘をついて撮影に参加しました。

案の定引きずられて、現場で怒鳴られました。


「あいつ誰や、徳丸を役からおろせ!」大変な叱責。


事故になれば、全てが終わるから当たり前です。



「すみません!」と平謝り針のむしろ、早く帰りたいと思って一刻も早く逃げたい!…と若い自分は、無責任にもやってしまったことより逃げることばかりを考えてました。



しかし某プロデューサーから「兜だけ外しておけ」と言われて「あ~着替えて帰る支度をしろと言う意味か~」って内心ほっとしてました…


しかしなかなかプロデューサーは、色んなシーンの撮影中、ずっと横につかせて放してくれません。



「うわ~こんなん晒し首や!( ̄▽ ̄;)」みんなのシーンごとの目が、こっちを向いて「あいつが馬鹿か!」と役者やスタッフから見られてる~


「嫌や~早く帰りたい」と思っていました。


実に4時間経ってました。

その時( ̄□ ̄;)!!

某プロデューサーが!!


「ずっと横にいたな~おまえの根性面白い!」と言われて、「鎧ぬいでいるな!よし今や入れ!」「寝転んで、斬られた将軍を前に何かセリフを言え!」と敗軍の将軍の側用人役にならせていただきました。


即興泣きながら「上様!上様!どうか息をしてください、あなたは天下ただいちにんの人におわすぞ!」「死んで如何致します!!」と結構ごちゃごちゃあとは自分のアドリブセリフを言いました。


そして敵が来て将軍のタテになり斬られる役に、なりました。



しかも全部嘘みたいだけど、セリフも採用されてしまいました。(今はありえません)


昔は色んなことがまかり通る、いい意味でくせのあるの監督やプロデューサー、力ある助監督がいました。


自分の所属のアクションクラブにもお構い無し。



こんなことは、2度としない嘘は絶対につかないと思った瞬間でした。


それから方便は使いますが、2度と嘘は言ってません。(笑)


馬の肉は絶対に食べれないルーツは、馬にも迷惑をかけたことから来ているのかは、定かではありませんが、このころから馬肉は受け付けなくなりました。