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●先週の金曜日緊急入院していた母が、本日10時30分に退院して参りました。
今回はよく世間で『運がいいとか悪いとか』と言いますが…

『生命の奥深くに刻んできた福運』と言うか『命の貯金』と言うものを確実に実感しました。

すべてのタイミングが、うまく合致する!と言う福運以外の何ものでもない!と言うことを、母の生きてきた人生に教えられた気がします。


「あの時に5分遅れて電話してたら」「思いついたことがここでなければ」「この日に体調が悪くならなかったら」…

一瞬一瞬のボタンの掛け違いで生死を分けた闘病でした。

金曜日緊急入院したとき「もう平均寿命近くなってますから延命処置しますか?」と聞かされました。

親はいつまでも生きていると思っていました。

ふっと我にかえり「こんな年を重ねたんだ」と頭を殴られるような気持ちに初めてなりました。

点滴で数値が上がってこないと、すぐに意識不明、呼吸が出来なくなります。

そうなるとよくて植物人間になり、確率は1%…

下の血圧37、上の血圧78…何度計っても同じ、ドラマを見ているようでした。

すぐに帰れると思っていたので、たんたんと語られる医師の内容に涙も出ませんでした。

食べては吐いてしまう母の身体は、確実にどうかなってしまう…と言う恐怖にかられました。

しかし母は生き抜きたいと言う気持ちはあったようです。

時の流れのタイミングが、全て上手く行き、元気に退院してきました。

家に帰ると早速トイレ掃除をしたり、じっとしてませんが「ご飯が美味しい」と言ってくれた言葉は何よりの財宝に思えました。

どうか100歳までも長生きをしてもらいたいと願ってます。

ご心配をかけましたが、元気に本日帰宅しました、皆様沢山の御激励大変有難うございました。

この場をおかりしてご報告と御礼を深く申し上げます。
母は「絶対元気で100歳まで生き抜く」と今日決意しなおしました。