千葉県浦安市立小学校の特別支援教室に通っていた小学6年当時、担任だった元教諭の男性(50)=依願退職=から暴行や性的虐待を受けたとして、知的障害のある女性(18)と両親が計約2000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が24日、東京高裁であった。一宮なほみ裁判長は、一審が退けたわいせつ行為を新たに認め、市と県に計60万円の賠償を命じた一審判決を変更し、計330万円の支払いを命じた。
 一宮裁判長は、一審が認定した虐待行為に加え、元教諭が女性の胸などを触ったり、自分の下半身を見せるなどしたわいせつ行為を新たに認定した。その上で、特段の配慮が必要な特殊学級で、理解能力が劣る女性への虐待は許し難いと述べた。
 元教諭は強制わいせつ罪で起訴されたが、刑事裁判では起訴内容の日時や場所に疑問があるとして、無罪が確定している。
 松崎秀樹浦安市長の話 判決内容を精査して対応したい。 

【関連ニュース】
男性にアリバイ、釈放=わいせつ未遂で逮捕8日後
特別支援学校教諭ら逮捕=中1男子を買春容疑
「性教育の一環」と親から承諾書=女児暴行容疑の米国人男
「ヘッドホンの女性狙った」=わいせつ容疑で男追送検
元Jリーガーを不起訴=少女わいせつ「事実なし」

DNA誤情報で別人の男性に逮捕状 神奈川県警(産経新聞)
アシアナ航空がオーバーラン=報告は2日後、国交省が注意-開業間もない茨城空港(時事通信)
久保が勝ち2勝2敗=将棋棋王戦(時事通信)
<香美市長選>門脇槙夫氏が無投票で再選(毎日新聞)
関税法改正案が衆院通過(時事通信)