少年は残酷な弓を射る | MusiCinemania by Uzo★mUzo

少年は残酷な弓を射る

$MusiCinemania by Uzo★mUzo

監督・脚本 リン・ラムジー
脚本 ローリー・スチュワート・キニア
音楽 ジョニー・グリーンウッド

出演 ティルダ・ウィンストン、ジョン・C・ライリー、エズラ・ミラー、
アシュリー・ガーシラモヴィッチ、ジャスパー・ニューウェル、
ロック・ドゥアー、シオバン・ファロン・ホーガン、アースラ・パーカー、
アレックス・マネッテ

(あらすじ)

華々しいキャリアを持つエヴァ(ティルダ)が
旅行代理店の就職試験を受け、合格。

通りすがりの女に罵倒され、引っぱたかれても
彼女は抵抗しない。
家や車にはペンキのいたずら書きが・・・

黙々とそれらを受け入れる彼女には一体何があったのか?

-作家だったエヴァは自由奔放に生きたいと思いながらも
写真家の夫・フランクリン(ジョン)の子供を妊娠し、
長男ケヴィンを出産した。


彼は彼女に全く懐かず、しかも反抗的だった。
フランクリンに相談してもまともに取り合ってくれない。


第二子の長女・セリア(アシュリー)を出産。
ケヴィンは少しエヴァに心を開くようになったかに見え、
ようやく彼女にも笑顔が出るようになった。


-15歳になったケヴィン(エズラ)は
脚光を浴びる母に興味を示すような様子を見せながらも
やはり反抗的で、しまいにはセリアを失明させるいたずらをする。
エヴァはケヴィンの仕業だ、と訴えるが
フランクリンはエヴァの不注意だ、と言う。


そしてケヴィンが16歳になった夜、
彼は学校で無差別殺傷事件を起こし、
自宅でフランクリンとセリアも殺した。


彼女はそれ以来、周囲の冷たい視線や仕打ちに
耐え忍んで生きていた。


-18歳になり、成人刑務所に移ることになったケヴィンに面会するエヴァ。
「なぜあんなことを?」と質問する彼女に
ケヴィンは「あの頃はそれがわかっていたが、今はわからない」と答えるのだった。


(感想)

原題はWe Need To Talk About Kevin。
この言い回しも好きなんだけど
秀逸な放題を着けたな、と感心した。

始めから終わりまで
画面に惹きつけられて緊張感が続いたまま・・・

この題材自体、関心を引くし、考えさせるものがある。
昨今日本でもこういう事件多いしね。

ケヴィンがなぜこういうふうになってしまったのかが
結局わからないところが凄く怖いし、
少年凶悪犯罪者の親の大半がそうなのかも知れないな・・・とも思ったり。

あんな状況になったら
どうしたらいいのかわからないよなぁ・・・と同情してしまった。
他人の子供に懐かれないことでさえ辛いのに。

「妊娠時に待ち望んでいなかったから?」
「自分の愛情が足りなかったから?」
そんな自責の念を
セリフにしなくても表情で見せるティルダ。素晴らしい。

日本人が見たら少子化が更に加速してしまうような・・・
子供を産むということが
どれほどの責任があることなのか、ということを
シビアに考えさせてもくれるし、
構成がうまいホラーにもなっている。

ジョンのボンクラ亭主ぶりも上手い。
エズラがティルダ似なところが皮肉。

これを観たケヴィンと同年代の人たちの意見が知りたい。

★★★関連作品レビューへのリンク★★★

ジョニー・グリーンウッド 映画ノルウェイの森
ティルダ・ウィンストン 映画ナルニア国物語第3章 アスラン王と魔法の島
ジョン・C・ライリー 映画おとなのけんか
映画9 ナイン 9番目の奇妙な人形
映画ダレン・シャン

映画オフィシャル・サイト



少年は残酷な弓を射る [DVD]/ティルダ・スウィントン,エズラ・ミラー,ジョン・C・ライリー

¥3,990
Amazon.co.jp

■□■□■□■□■□

カラオケ2012 Uzo☆mUzo 世界紅白歌合戦
★こちら
 (←リンク)

■□■□■□■□■□

カチンコUzo★mUzo Movie Awards 2012
☆こちら (←リンク)

■□■□■□■□■□

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
↑ランキング参加中。
クリックよろしくお願いします m(_ _)m


○●○●○●○●○●

twitter (←リンク)

○●○●○●○●○●

MusiCinemania by Uzo★mUzo