引き出しの中のラブレター | MusiCinemania by Uzo★mUzo

引き出しの中のラブレター

$Uzo☆mUzo 

監督 三城真一
脚本 藤井清美、鈴木友海
音楽 吉俣良
主題歌 椛/Skoop On Somebody

出演 常盤貴子、林遣都、中島知子、岩尾望、竹財輝之助、萩原聖人、本上まなみ、
吹越満、水沢奈子、六平直政、伊東四朗、片岡鶴太郎、西郷輝彦、豊原功補、
八千草薫、仲代達矢

(あらすじ-ほぼネタバレ)

真生(常盤)はラジオのパーソナリティ。

番組に北海道の高校生・直樹(林)から
「父・健一(豊原)と不仲で、
笑わない漁師の祖父・恭三(仲代)を笑わせたい」という手紙が届き、
亡父・孝正(六平)の姿を重ねた彼女は、
笑わせる方法を募集する。

今日は、わだかまりがあるまま亡くなった孝正の四十九日。
恋人・大介(萩原)は彼女と向かうつもりだったが、
仕事を終えた真生は取材に行ってしまった。

そんな2人の仲を気にしつつ、大介に関心を示す可奈子(本上)は、
年下の男との恋愛が終わったばかり。

自宅に妹から荷物が届き、その中に孝正が出せずにいた真生への手紙があった。
2人のわだかまりの原因は、真生の仕事に孝正が理解を示さなかったことだった。

道が覚えられず、ナビも使いこなせない出稼ぎタクシー運転手の稲村(岩尾)は、
妻に電話するも、冷たくされて憤る。

真生の番組にはがきを出した医師の晃平(竹財)は、父・謙吾(西郷)に
年上の恋人との結婚を反対され、
父の言われたとおりに生きることに疑問を抱き始めた。

由梨(中島)は事業を成功させ、シングルマザーになろうとしていた。
母・晶子(八千草)の干渉が煩わしい。

「おじいちゃんを笑わせよう」作戦が、恭三と健一の仲を
悪化させてしまったことを知った真生は北海道を訪れ、謝罪する。
恭三の過去を知る浦部(片岡)から、健一が4歳の時に
恭三の妻が出て行ってしまったことがわだかまりになっていることを聞く真生。

帰宅し、孝正の手紙を読んだ真生は、
「成功したお前を誇りに思う」という父の言葉に涙した。

彼女は「大切なあの人へ、今まで言えなかった自分の思いを伝えよう」という趣旨の
「引き出しの中のラブレター」という番組を企画する。

そして、恭三にも手紙を書くように頼むが、彼は拒否する。

由梨の陣痛が始まり、稲村が病院へ運ぶ。

番組が始まり、
稲村宛に妻からの感謝の手紙が読まれる。


父からの独立を宣言した晃平は、可奈子を訪ねる。

由梨は無事出産。

番組に恭三からの手紙が届き、朗読する真生。
それは 出て行った妻への思いを綴ったものだった。


それを聞き涙する晶子。
彼女こそ、恭三の別れた妻だったのだ。


そこへ現われる晃平。
由梨の恋人は彼で、由梨の店で働く可奈子に居場所を聞いて来たのだ。
晃平は彼女にプロポーズ。晶子も祝福した。


-後日、晶子は真生を訪ね、
「次回放送があったら読んで欲しい」と言って手紙を渡す。


その手紙を恭三に渡した真生は、彼の笑顔を見るのだった。
直樹は漁師になることを決め、
思いを寄せていた留美(水沢)からラブレターをもらった。


大介を伴って、真生は孝正の墓参りをした。

「引き出しの中のラブレター」は、レギュラー番組になった。

(感想)

松竹の王道路線。

年取ったせいかも知れないけど、
のだめ (←リンク)なんかより こっちのほうがずっと興味深くて。
若い頃だったら「クサーいシラー」と思って観なかったと思うんだけど。

仲代達矢、八千草薫など、ベテランの味わい深い演技がいい。
常盤も好感が持てる演技だった。

登場人物たちもうまくつながっていて、脚本もよく出来ていたと思う。
リスナーの身上にあんなに親身になるDJ、いるのかな?(笑)とは思ったけど。

常盤のエピソード、
中島のエピソード、
岩尾のエピソード、とても良かったな。

たまにはこういうのを観て、
優しい気持ちになるのもいいのでは?

オフィシャル・サイト
http://hiki-koi.com/




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