自然科学の分野で優れた業績を上げた女性研究者に贈られる第30回猿橋賞の受賞者に、奈良先端科学技術大学院大学の高橋淑子(よしこ)教授(49)が選ばれた。「女性科学者に明るい未来をの会」(古在由秀会長)が23日発表した。

 受賞対象となった研究テーマは「動物の発生における形作りの研究」。背骨は同じような形をした骨が連なっている。高橋教授は、一続きだった骨を複数に分ける働きを持った遺伝子がエフリンであることを突き止めた。後にエフリンは、脳などの組織の細分化にかかわっていることも判明した。贈呈式は5月22日に東京都内で行われる。

【関連ニュース】
国立大評価制度:奈良先端大学院大がトップ 交付金も増額
文科省:国立大を数値評価 交付金の傾斜配分額公表
時を継ぐ:平城遷都1300年 生駒市高山町 平田俊之さん /奈良
なるほドリ:県立医大は移転するの? /奈良
免疫反応システム:奈良先端大グループ、世界初の解明 /奈良

被害者のバッグ発見=78歳強殺-山口県警(時事通信)
<全国町村会>新会長に藤原・長野県川上村長を選出(毎日新聞)
舛添氏離党の引き金「幹事長の答えがなかった」(産経新聞)
放鳥トキ、巣外に卵捨てる=残り2個はふ化の可能性-環境省(時事通信)
患者・家族への支援活動を顕彰-脳卒中協会が「サノフィ・アベンティス賞」(医療介護CBニュース)