『仁義なき戦い』 from TSUKEMEN CINEMAS
いつもTSUKEMENを応援してくださり、誠にありがとうございます!
本日、いよいよTSUKEMENのメジャーアルバム第7弾、「TSUKEMEN CINEMAS 」が発売されました!!
この「TSUKEMEN CINEMAS」に収録される最新楽曲のウラ話、今回は・・・・
仁義なき戦い!!です!!
この『仁義なき戦い』、映画の舞台となっているのが終戦直後の広島なのですが、広島出身の我らがTSUKEMENのピアニスト・SUGURUの幼少の頃からのフェイヴァリット・ムービーということで、当初は半分冗談(!?)のつもりで今回収録が決定しました。
半分冗談とはいえ、アルバムに収録するからには楽曲のアレンジをしなければなりません。そこでデビュー前からお世話になっている、TSUKEMENのことを熟知していると言っても過言ではない作曲家、長生淳さんに白羽の矢が立ちました!
長生淳さんは、TSUKEMENがメジャーデビュー前にインディーズでリリースした「序奏~プロローグ」に収録されている『スペイン』や『ニュー・シネマ・パラダイス』など、その後もほぼ全てのアルバムでもアレンジ・作曲をしていただき、現在のTSUKEMENの活動に欠かすことができない名作の数々をアレンジしてくださっている方です。
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さすがの長生さんもこの『仁義なき戦い』のアレンジをお願いした際は、
「これまで仕事をしてきた中で最大の難問と感じていますが、しかしここで受けて立たねば男が廃る、しかと受けさせて戴きます。」
との男らしいアツいメッセージを返してくれました。
・・・さて仕上がってきたアレンジを見渡すと、ヤクザ映画の金字塔でヴァイオレンスなイメージが先行しがちなのこの映画のテーマを、グレゴリオ聖歌の「怒りの日(ディエス・イレ)」の旋律がタペストリーのように編み込まれ、それに付随したモーツァルトやヴェルディのレクイエムのフレーズをも取り込み、
まさに原爆投下直後の広島のカオスを見事に描き切った黙示録的な作品に仕上がっておりました・・・・。
余りにもドラマティックなこの音楽世界を、レコーディング時には急遽お近くにお住まいの長生さんにお越し頂き、『仁義なき戦い』の映画監督・深作欣二監督とも以前お仕事をされたという長生さんの想いをレクチャーしていただきながらレコーディングは進み、素晴らしい作品に仕上がりました。
そんな長生さんのある意味宗教的な荘厳な世界と、新たなる音楽世界を切り拓くTSUKEMENたちとのアツいバトルをとくとお楽しみください!
その他、今後リリースに向けて、新しい情報等が決定しましたら
本ブログやFacebook、オフィシャルサイト等でお知らせいたします!
TSKスタッフ