一昨日閣議決定した平成27年度一般会計予算案は、過去最大規模の96兆円と新聞見出しが躍っています。


出て行くお金

出ていくお金の中身は、

①社会保障関係経費(医療、介護、年金、福祉など)
②国債費(借金返済と利払い費)
③地方交付税交付金(国から地方へ送る分)

で全体の7割以上を占めます。








私の提案で実現した、国債利払い費700億円削減は、今年もきいています。

どの予算も必要としている人がいるものであり減らすということは大変難しいものですが、仕事のやり方を変えて少しでも捻出できるものはないか、予算の使い方について調査を続け、財政の見える化とPDCAサイクルを確立して、国民からお預かりした大切な税金が有効に使われるように、今後もしつこく取り組んでいきます。



入ってくるお金

一般会計予算案の財源内訳です。借金依存度が38%と高いです。

しかし、昨年は40兆円以上あらたに借金が増えましたので、それよりも4兆円超下がり、改善してきました。






当初予算で、新たに増える借金 が30兆円台に下がったのは6年ぶりです。

これは、消費税率引き上げと、企業業績改善による所得税・法人税の税収増加によるものです。