本日午前中は参院本会議、午後は災害対策特別委員会でした。
私は委員長として進行を担当するため、質疑することは許されないのですが、一昨日の長野県佐久市、群馬県南牧村への大雪被害の視察でいただいた要望やご意見を中心に委員各位から政府への質疑で幅広くとりあげていただき感謝でした。

たとえば、先輩である公明党の西田まこと議員は、大雪によるハウス倒壊の被害を受けた若手農業経営者が、グループを作って撤去作業をおこなっていく動きが出てきていることを取り上げ、今回、国が撤去費定額10/10補助するとした特別な措置について、外部に委託することが条件となっていますが、この場合にも適用して、ハウス倒壊で農産物出荷ができず現金収入が途絶えたり減少している農業経営者らが、業者に代わって皆でハウス撤去作業を行うことによる作業報酬を適正に得られるようにするべきだという提案をしました。現在、大雪で倒壊したハウスがあありにも多く、撤去事業者の確保もままならない状況が各地で発生しており合理的な提案だと思いました。

一方、農業だけでなく、林業の製材業は、設備が柱のない構造で大雪で倒壊、一件あたりの規模は農業ハウス以上に大きく、被害実態の把握と対策が必要という指摘もありました。

自分が質問できない立場ですので、被害を受けた方や地域の声が届くようにと祈るような気持ちで、4時間一生懸命進行させていただきました。

明日は、環境委員会があります。質問に立たせていただきます。
今日は特に予定が立て込み、関係省庁に質疑内容の通告を行う時間が取れないことがわかっていましたので、昨日のうちに通告しています。

再生可能エネルギー・省エネルギーと地域経済の両立というテーマで調査を重ねていますが、明日は、環境省所管である生ごみ処理とバイオガス・発電に関して質問させていただきます。

どうすればいい答弁が出せるか、そして、党派を超えて出席議員に方向性を共有していただけるか、寝不足にならない程度に、今夜も知恵を絞ります。