ゲームおたく&マニアのみなさんこんにちは^^
みなさんの心強い仲間t-speedです。
えー、今日は
PS2コントローラーの分解清掃を行いました。
普段から「ハイパー2ヒットコンボ道場」などという
激しいプレイで酷使されてきたコントローラーを分解し、清掃しようと思います。
アッパー昇竜拳1万回に耐えてきたコントローラーですから。
(推定)
おいらのプレステ2は50000の型番で薄型じゃないプレステ2の中では
後期にあたるものだと思います。
どっちかといえば新しいほうなのかもしれませんが、
それでも7年くらいは経っているのではないでしょうか(全くの推量ですが)。
このコントローラーはとても複雑な構造で、
スーファミなどのコントローラーとは値段もモノも違います。
「昔スーファミのコントローラーばらしたことあるから余裕っしょ」
と言われる方ならイメージはつかめると思いますが、
「スーファミ」は初代スト2で「プレステ2」はスーパースト2くらいの気持ちで挑んでください。
プレステ2のデュアルショック2はネットでは壊れ易いとかいう話もよく聞きます。
先輩もゲーマーでもないのに
「プレステ2のコントローラーってすぐ傷むじゃん」
と言ってました。
ですが、
おいらのコントローラーはいたって不具合はありません。
これほどスト2をやりこんでいるというのに。
むかしからファミコン、スーファミ、サターンといろいろなハードでゲームをしてきましたが、
それらのコントローラーも一回も壊れたり、操作が効き難くなったりしたことはないですね。
ロープレやシューティングばかりならともかく、
ほとんどが格闘アクションなのに。
じゃあ、不具合が出てないのになぜ分解するのか?
ということになりますが、
おいらの考え方は
不具合が出てからではもう手遅れである(;~_~)
というものです。
調子悪くなってから修理するより、
調子が悪くなる前に予防するほうがきっと機械にやさしいのでは?
「部品交換して直せばいい」
とか、
「そもそも壊れたら新品買うからいいや」
っていうならそれで終わりなんですが、
おいらはモノを大事に使う人間&貧乏なので
そういう考え方とは違うということです。
そもそもプレステ2は分解してはいけません。
アフターサービスを受けられなくなります。
受けないのを前提です。
そして、
分解したはいいが、もとに戻らないかもしれません。
またはしなければよかったという事態が待っているかもしれません。
「それでもおれはやらなければならないんだ」
という方のみ進めてください。
では始まります。
裏のネジを6本外します。
小さいネジなのでセイミツドライバーが必要になるかと思います。
ちなみに0番という+ドライバーです。
分解は、コントローラーをうつぶせにして開いていきます。
前面に基盤やジャイロなどがくっついていますから。
上についているL2、R2の大きなほうのボタンは裏面のカバーについてきます。
グラグラしますが、はずれることはないと思うので気にしないでくっつけたままにしてください。
基盤を外します。
基盤はビス1本で固定されています。
このビスはおそらく外装のビスと同じものだと思います。
基盤、ジャイロ(両サイドの下にある鉄っぽいもの)、LRボタンの基盤はくっついて外れます。
アナログのスティックもくっついて外れます。
そのユニット全体を外すと
ちなみに右側の緑色のほうが十字キーのゴムです。
ボタンが効き難くなったりするとこのゴムに亀裂が入ったりしています。
ぴろっと取れるので確認してください。
おいらののは良好でした。
ABXYボタンのほうも確認してください。
おいらはじっくりゴムを見てみましたが、
上下の違いは無いようなので
上と、下を反転させてローテーションを行いました。
こうすることでゲームによっては十字キーの下ばかり使うため
下のゴムだけ痛むというのを軽減でき、延命させられます。
スト2などでは下が痛み易いでしょう。
ABXYのボタンも反転しました。
自動車のタイヤローテーションみたいなものですね。
ゴムを外すとこうなっています。
ボタン群はそのままですが、
十字の方は変なX型の部品が十字を抑えるように乗っかってます。
おいらのコントローラーはなぜかX型でしたが、
みなさんのコントローラーはY型らしいです。
押さえが1本少ないようで、
うっかりこのパーツを外してしまい、どこに押さえが無かった場所か分からなくなったという事例が
よくあります。
おいらのはなぜかX型でした。
後から気付いたのですが、
X型でも一箇所だけ先っちょの形状が違います。
先端がぶつ切りになっています。
他の3つのところは丸くなってます。
ぶつ切りだからといって他と高さが違うということではありません。
同じ高さでした。
おいらは油断してどこがぶつ切りだったのか見ないで外してしまい少し考えましたが、
この写真で言うと右下に先端ぶつ切りを持ってきました。
右下のX型パーツ先端の当たるところが平らになってるように感じたから
そこに持ってきたほうが安定するのかなあなんて。
このばらした状態で他のポジションに変えて十字キーを傾けたりしてみましたが、
どこにセットしても同じかなあという印象でした。
十字の傾きの高さにズレが出たらいやだなあと心配しましたが、
あまり関係ないのかもしれません。
そもそもX型部品の足の高さはどこも同じでしたし(3.1ミリほど)
ということで上に書いたように当たる部分が平らになってそうな(裏から見て)右下にすることにして
ボタン、十字などを外しボディを水洗いしました。
十字キーの触れるところはとくにほこりや手垢などがついてるのでよく洗います。
あまり中性洗剤などで油分を飛ばしてしまったりしないほうがいいかもしれません。
洗ったら完全に水気がなくなるまで放置してください。
エアダスターで噴いたり、自分で吹いたりしたら水を飛ばし易いです。
元通り治せるか心配な人はおいらのように逐一写真を撮ったり、
ノートにメモを書いたりするほうが絶対に無難です。
おいらほど慎重なやつでもX型パーツの違いを見落としてしまいましたからね。
おいらはゴムの部品は洗わずに湿らせた綿棒でホコリなどを拭き取りました。
どっちが上についていたか分からなくなるのでなにかマーカーを付けといたほうが
ローテーション反転するときに「?」とならなくてよいです。
コントローラーのボディが乾いたら
組み上げますが、
水洗いしたので樹脂同士がこすれる部分の潤滑が悪くなってるかもしれません。
シリコンスプレーを軽く吹いておくのもよいかもしれませんが、
おいらは先日買ったばかりの
「タミヤセラグリスHG」を爪楊枝で塗布しました。
http://ameblo.jp/t-speed-blog/entry-10713751189.html
おもに塗るところは十字キーとボディが触れるところと、
X型パーツの中心の山。
とくにこの山は少し粉が出ていましたから
グリスアップは必須だと思います。
そして組み上げですが、
LボタンとRボタンのゴムもローテーションすることにしました。
この黄色いのがゴムです。
ペロっとめくります。
スト2ではR1、R2ばかりを酷使するのでこのローテは必須です。
じっさいに組み上げてみると分かりますが、
L2、R2ボタンが付いているボディ裏を組むのはむずかしいです。
L1、R1は爪楊枝でゴムをへこませれば組めます。
またはゴムにボタンを乗せて基盤を傾けながらボディに納めるとか。
ですが、L2、R2はそうもいきません。
裏ボディにくっついていますから。
はめようとしてもゴムがオン状態になってないと隙間が狭く、入らないのです。
ということでL2、R2も外します。
「どうやって外すんだこれ」
と思うかもしれませんが、
中に落とし込んでください。
すると外れます。
そして、ボタン無しで裏ボディを付け、ビスを止めます。
ビスはとりあえず両サイドくらいで固定しときます。
そしてこれがボタン無しで組みあがった状態ですが、
そこからL2ボタンを上に乗せて
パチンと押し込みます。
簡単に入るので心配しないでください。
慎重なひとは部品をみてグリスでも塗って滑り易くしてください。
どうやらそういうつくりになってます。
ちなみにL1、R1の小さいほうのボタンも同様に後から出来そうです。
*未確認
やはりゴムなどを組みなおしただけあって
少し感触が変わります。
コレ無しでやってみましたが、
やはりダブルサマーや千裂などの出し易さがダンチです。
真ん中がない十宇キーではキャンセルダブルはきついものがありますね(;~_~)
「はっきり言って同じですw」
まあもともと、悪いからメンテしたのではなく、
悪くなる前にメンテしたのですからね。
さらに良くならなくても、良い状態キープというのはとてもよいことです。
コントローラーの中もそれほどゴミなどもありませんでしたし、
ゴムのローテーションとグリスアップぐらいの仕事でした。
ゴミだらけだったら掃除し甲斐もあったかもしれませんがw
またゴムとかも切れ掛かっていたら
新品コントローラーを導入しようかという気にもなったかもしれません。
コントローラーに以上はないのでプレイが下手なのは
プレイヤーが悪いということですw
一度バラして組み上げると構造が分かるので
たいへん勉強にはなりました。
ネットで人がばらしたのを見ているだけと、
自分の手でばらして組み上げたのはまた大きくちがいます。
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