セラグリスHG | t-speedブログ

セラグリスHG

♪なんでだろー なんでだろー

なでだ なんでだろー♪

ゲームを買ったときよりも

ゲーム機のメンテをやってるときのほうがアツいのは

なんでだろー♪


by テツ&トモ 「なんでだろう」より


樹脂部品の潤滑部分に使用する

グリスを探しにいきました。


樹脂を侵さないグリスが必要です。

簡単に言えばシリコングリスですね。


おいらが持ってるのはKUREのシリコーンスプレーという

スプレー式のやつでこれは

サラッとしていて使い易いですが、

持続力は全くありません。

シリコン系で樹脂、ゴムにも適用なんですがね。


予断ですが、KUREのCRC5-56スプレーは樹脂製品やゴム製品には使ってはいけません。

CRC5-56は樹脂を侵します。

金属部でもグリスが使ってある部位にこちらを吹くと

グリスが流れてしまって結局潤滑が悪くなってしまうことがあります。


とうわけで、

やはり、「樹脂「「グリス」と言えば
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模型メーカー「TAMIYA」さんだろうということで

模型店にさがしにいきました。


TAMIYAさんのグリスは昔から

ミニ四駆や、プラモデル、トイガンなどに使われるために作られており

その樹脂製品に対する安定性は軍を抜いていると思っています。

一番その辺にうるさい人たちを相手にしているわkですからw


おいらが子供の時にミニ四駆で使っていた

「セラミックグリス」

という、対樹脂ようの高品位グリスを探しにいきました。

まあ、大きな家電屋さんデオデオさんのおもちゃブースです。

こちらにはたくさんのラジコンパーツや、プラモデルパーツがあります。

鳥取市では最大ではないでしょうか。


「まあこのお店にはあるだろう。

模型では定番中の定番のセラミックグリスなんだからな」

と行ってみたのですが、

ありませんでした。


店員さんに聞いたのですが


「グリスはこのタミヤボールデフグリスしかないですね」とのこと。

いやいやw

ボールデフグリスとかぜんぜん使用できないし。


これだけたくさんのパーツがおいてあるのに

こんな定番商品でリピーターが来る消耗部品を取り扱ってないとは

まったくこの店の仕入れはだれがやってるのか・・・


というわけでやっぱり専門の模型屋さんに行くしかないかなと思っていたですが、

鳥取市での大きな模型屋さんはけっこう遠いです。

ということでネットで検索をしてみると、

わりと近いところにありました。


そこは、その昔行ってみようとしたら休みだったお店です。

それは

湖山町の「スターホビー」さんというお店です。


場所は湖山駅まっすぐに徒歩3分。

今井書店さんの駐車場のとなりにあります。

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模型屋さんにしてはだいぶオサレな外観ですね。

ショーウインドウにプラモが飾ってあるようなイメージではありません。


中に入ってみると模型屋さん特有のせまっくるしくて

小さい部品がたくさん陳列してあり、

おじさんの店主が万引きしないか、じろじろ観察している視線をひしひしと感じる

あのプレッシャーがありません。


奥が長い建物のつくりなのでけっこう広々としています。

店員さんはおばさんでしたが、

グリスのことを言うとすぐ出してくれました。


おいらが


「セラミックグリスはもう廃盤になったのですか」

的なことを聞いてみたら


「今はこのセラグリスHGしか入ってこないんでそうだと思います」

と説明してくれました。

安心してこれを買うことができました。


品揃えはデオデオみたいにたくさんはありませんが、

こういう、モデラー必須なものは当たり前においてあるお店のほうが

やはり本当にいいお店だと思います。

*ちなみにセラグリスはそこに4、5本は在庫あるみたいでした。


TAMIYA セラグリスHG
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シリコン系のグリスは普通のものと比べて少々お高いですが、

(小学生のお小遣い程度)

それでも必要なものですし、こちらは高品位なもので信頼性は非常に高いです。

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セラミックグリスが性能アップ!

ファインセラミックスの原料にも使われる窒化ホウ素(ボロンナイトライド)を潤滑粒子として配合した高性能グリスです。当社従来品のセラミックグリスよりもハイグレードな潤滑粒子を採用し、磨耗係数を半減させました。電動RCカーやミニ四駆、楽しい工作などの動く模型のギヤや軸受、ジョイントなどにつけても動きをなめらかにし、磨耗をおさえます。特にプレスチックパーツに高い効果を発揮、もちろん金属パーツにも使えます。★スイッチ接点にはつけないでください。


とバージョンアップしたことが記載されています。

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セラミックグリスと、セラグリスHGの摩擦係数の比較です。

よりよくなっているみたいです。


中身はこんなんです。
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大きさ、サイズは指と比較してください。

細く長いノズルが入っています。

容量はそんなにたくさんは入ってませんが、

この手のものはからしみたいにべっとり塗るものでもありませんし、

そもそも塗る部品が小さいので十分でしょう。


ここらで


「おまえ、RCや、モデラー(プラモデルを作る人)じゃねえだろ」

という突っ込みがありそうですが、


はい、そのとおり。

これは
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HORIのアケステに使います。

アーケードスティックwikiには

http://www23.atwiki.jp/ac_stick/pages/4.html#id_914546a4

>>セイミツ工業は信越化学工業 シリコーングリースG501を採用。
>>タミヤ製グリスは安価で入手し易いが特性的には信越G501より劣る。


と書いてありますが、

信越G501とか普通には売ってないし、

アマゾンでも2000円もするのであまり実用的ではないですね。

http://www.amazon.co.jp/%E4%BF%A1%E8%B6%8A%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%B7%A5%E6%A5%AD-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%EF%BD%87%EF%BC%95%EF%BC%90%EF%BC%91-%EF%BC%AD%EF%BC%98%EF%BC%90%EF%BD%87-%EF%BC%A7%EF%BC%95%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BD%8D%EF%BC%8D%EF%BC%98%EF%BC%90/dp/B000W9HGFQ

そもそもおいらのこれはホリの安モノのアケステで、

お客さま用です^^

ですから、こちらのグリスでも十分だと思っています。


裏をばらしてスティックを裏から見ても

軸受けにはグリスを塗ることができません。

Cリングプライヤーがないとレバーが分解できないようですからね。

ですからおいらは簡易的に

爪楊枝につけて軸受けのすきまにちょろっと塗布する程度にしておこうかと思っています。
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あくまでお客さま用なので^^


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レバーを傾けて持ち上げると少し軸受けとの間に隙間が空きますので

そこにつまようじなどに微量取り、塗布します。

*ちなみにこれはおいらが勝手に考えた方法なので

実際に効果が上がるかなどは分かりませんので

参考にされるかたは自己責任でおねがいします。

調子が悪くなっても知りませんw


くるくる回してはみ出したとこは拭き取ってください。
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メンテ後ですが、

レバーがスムーズになったかなという感じはあります。

軸受け部のストレスが減ったから?

まあ、プラシーボでしょうが(;~_~)

プレイのほうは、とりあえずホークのセーフダブルは出来ました。


「前から出来てたじゃないか」

と言われると困りますが、

スティックでセーフダブルをやったのは初めてです。

「じゃあそもそも、ビフォーアフターにならないじゃん」

ということになりますがねw


とりあえず快調だということをお伝えしておきます^^

とはいえ、メインはパッドでやりますよw

たとえスティックのほうが上手でも・・・

パッドをバラしたときはこちらも少しメンテしたいですね。



おいらは昔から

ゲームをするときや、ゲームを買った時よりも


メンテナンス部品&部材を買ったときのほうが

テンションがあがります(;~_~)