椅子の背もたれ部分の亀裂を溶接補修(鉄メッキ)
今回は椅子の背もたれ部分に亀裂が入ったため、
溶接で補修(補強)して欲しいというご依頼を頂きました。
素材は、鉄メッキです。
椅子の背もたれ部分の溶接結合部分が裂けて、表側も裏側も亀裂で結構な隙間が有る状態でした。お客様のご要望は「とにかくちゃんと付いてればOKです」と言う事だったのと、今回は当日返し(即日作業納品)という事でしたので今回は年末に購入した新しい溶接機 「半自動溶接機」 で付けさせて頂きました。
結構隙間も有ったので半自動の方が有利なんです!
さらにパルスも使って5mmの隙間も余裕でした(^^
※豆知識
当店で通常使用している「TIG溶接機」は基本的には“隙間厳禁”なんです。大きな隙間は完全にNGなのですが微妙な隙間は作業出来ないというワケではないのですがとても大変なのです。更には見た目がとても汚くなります。なので当店では基本的には隙間は厳禁(NG)なのです。
今回使用した半自動溶接は繊細な作業には向きません。
写真で見ても分かるように、スゴイ威力です!
バリバリバリ!!という感じです。
ちなみにTIG溶接機だと、ピーッチリチリチリ~
という感じです。機械の特性の違いです。
TIGも半自動もそれぞれ強度は変わりなくしっかりと付きます!違うのは見た目の美しさが大きいですね。見た目を気にしなければ半自動の方が多少ですがお安く済みます。
しっかり付いてますが見た目は求めてはいけません(笑)
今回は亀裂部分の隙間も結構空いていたのとその日返しなので半自動溶接機で作業した方が早~い!(^^)更には見た目も気にされないとの事でしたので、敢えて仕上げ作業無し(溶接補修のみ)で費用を抑えて対応致しました。
ご依頼誠に有り難う御座いました('-^*)/
※当日対応希望のお客様は事前にご相談下さい。溶接担当は基本的にはお店に居ない事が多いので、御来店前にお問い合わせ頂くと無駄足にならずスムーズに対応出来るかと思います。
お困りの方はまずはお気軽にご相談下さいませ(^-^)/
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