溶接屋さん選びは慎重に。 | テクニカルサービスのブログ

溶接屋さん選びは慎重に。


先日、溶接のご依頼で御入庫された御客様のバイク。

以前に他のお店で溶接をしてもらい数万円掛かったみたいなんですが、その溶接部分が再び折れたんですが直せますか?とご来店されました。

当店では実際に状態を見させて頂いてからお応えをしているのですが、その溶接は強度や見た目は計算されていない様に思えました。



これで3万位掛かったみたいですが正直この溶接で
その辺のボルト適当にくっつけて3万は高すぎです。。
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こうされると後処理をする側としてはとても大変!なんですょ。。
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ここはスタンド部分。だから強度ももちろん必要な部分です。が、溶接後にまた同じ部分がぽっきりと折れてしまったらしくその後もう1度溶接してもらったらしいのですが、当初の3万に加え、更に5万掛かったと。。。


ですがその後その部分は “ 再び ” ポッキリと折れ・・・



つまり、

①折れてblue→バイク屋さんにて溶接対応。<3万円>


②再び折れるblue→バイク屋さんから外注さんに。<5万円>


③またまた折れたblue→何処のお店にも断られる


④HPにて当店を見つけ入庫に至る。


不安を覚え他に溶接してくれるお店を探しに探し・・・でも何処に見せてもここまで溶接されていたら修正が大変だからうちでは見れません。。と断られるばかりだったと。それで当店に御入庫されたのです。リスクが大きすぎて再溶接をしてくれるお店が無いのです。

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サイドスタンドは特にしっかりと強度を考えた溶接をしなくてはいけません。強度が弱いとバイクの重さに耐えられなくて倒れちゃいますからね。溶接やります!って書いてる所多いですが信用にかける場合はサンプルを見せて貰ってからお願いしましょう。



※溶接の強度について書いているこちらの記事

サイドスタンドショート加工 もご参考までにご覧下さい。


お客様のご要望に出来るだけお応え出来る様に最善を尽くします!

当店の溶接・金物加工は全て自社にて行います。



※部品によっては新しく購入した方が安く済む場合も御座います。

もう手に入らない商品や購入すると高い商品などの場合に

溶接の方法もある!という風にお考え頂ければと思います。


→この車両の続きの修理行程は

サイドスタンド移設加工(ER6N) へ続く。




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