金曜日は首都圏の某研究所にて実験だった
のですが、思いのほか絶好調な結果となり、
先方の先生からも「素晴らしいですね!」という
お言葉をいただきまして、ここ数週間の重い重い
プレッシャーから解放されました。
そのことは、次に書くといたしまして。。。
浅草のホテルにチェックイン後、久しぶりに
大江戸一人飲みを志して浅草の町に出陣です。
その前に、塩野七生さんの『ローマ人の物語』が
切れて禁断症状出かかってた(持って来てたのを
電車の中で読み終えた)ので、補充のために本屋に
向かいました。
首尾よく17巻を入手しまして、ついでにヤマザキマリ
さんの『テルマエ・ロマエ』も購入し、本屋さんを出た
ところ、入口と違うドアから出てしまったために、
あっさり迷子になってしまいました><
あへーと叫びつつ歩いていると、
『HUB』
という名の、ジャズのライブやってるパブが忽然と出現。
さすが浅草、粋でござんしょう?
少しのぞいてみたならば、今夜は、
中川喜弘&ディキシーディックス
のライブがあるんだって!!
中川喜弘さん、偉大なトランペット奏者ですが、
僕は普段ジャズはモダンしか聴かないので、
お名前をなんとなく存じ上げてたくらい。
でも、やはり一も二もなくお店に飛び込み、
カウンター席に座りました。
すでに演奏が始まっており、店内は熱い空気に
包まれておりましたが、僕はおなかすいてたので、
ビール大ジョッキとピザを注文して、仕事の成功
を祝ってひとり乾杯。
いやしかし、間近で聴くと最高っすね。
モダンをCDで聴いてても、僕はドラムソロのところ
なんか退屈してしまうんですが、2m先で汗しつつ
ドラム叩いているおじいちゃんの迫力と言ったら!!
ちなみにドラマーの方、露野五郎さんの実の弟さん
なんだそうです。
中川喜弘さんが御歳68歳、ほかメンバーの方々も
アラ喜寿(アラウンド70歳)ということもありまして、
この日のライブを目当てにお店にいらしている
お客さん達も、60代70代の方が多かったです。
落ち着いた熱気です。
デキシーランドジャズと言えば、なんとなく20世紀の
退廃の象徴みたいなイメージありませんか?
大恐慌時代直前のアメリカの白黒のフィルムなんか
でもよく流れてて、刹那的な快楽主義⇒大恐慌⇒
二度の世界大戦・・・みたいな感じで。
確かに、その頃のアメリカでは退廃の中心だったん
でしょうかね。
でも、今のこの空間を無理やり退廃と呼ぶなら、実に
健全かつハートウォーミングな退廃だと思いました。
この夜は、中川喜弘さんの5歳になるお孫さんも
いらしてました。てことは、お孫さんの横に座ってた
おばあちゃんは、奥様かな?
僕はその後ジンをロックで一杯、「バーボンストリート」
の演奏のときにジャックダニエルをロックで一杯飲み、
全部の演奏が終わってから退散。
思いがけない、仕事の後の神様からのプレゼントに
感謝しつつ、ホテルに帰ったというわけです^^
(なぜか帰りは迷わず)
ここで、HUBでの演奏の様子が見れるはず・・・
ユーチューブで見つけました。昨夜の模様ではないので、
僕は映ってません(笑)
↓ ↓ ↓
http://www.youtube.com/watch?v=__DmsNQrvvk&feature=youtube_gdata
さらに、中川喜弘さんのウェブサイトです^^
↓ ↓ ↓