下の、先生のことから繋がって、思い出した一言。
というか、いつも頭のどこかにある言葉。
「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」
この場合の愚者・賢者は、言うまでもなく、頭が悪い
とか良いとか、勉強ができないとかできるとかいう
意味ではなく、人間の品位においてということです。
有名な言葉ですな。
とは言うものの、僕たちは「経験」からくる主観の
ドレイになりがちです。
一方、では歴史を勉強しさえすれば主観から解放
されて自由に前向きに物事を考察できるんでしょうか?
という問いも、当然発生します。
それに対して、塩野七生さんが面白いことを。
「愚者は経験からのみ学び、賢者は経験と歴史から学ぶ」
経験だけではどんなに頭が良い人でも自分の
ちっぽけな枠を超えられず、さりとて歴史を学ぶだけ
でもいわゆる頭でっかちになるだけなのだが、
経験は学んだことと照らし合わせることで初めて
実を結ぶてな意味でしたかな?
言うは易しで、なかなかムズカシィが、けっして
学校のお勉強のことを言われてるのではありません。
楽しんで歴史を学んでいくことは、きっと人生の糧に
なると思います。
研究室にて。。。実験うまくいかず、ちょっと現実逃避中><