ネットでの新しい経済 | 1分でわかる経済ニュース ~経済力が上がる12の法則~

ネットでの新しい経済

 最近の日本では交換経済(これをしたらこれをあげる)ってのがわりとメインだったんだけど、この交換経済もやや行き詰まりが感じられる。ちょっと昔だったら、地方のほうだといろんなプレゼントやギフトなどなど相互扶助の仕組みみたいなのがあった。今では時間の節約等々もあってそういった習慣自体がだんだん薄れてきているんだけど、ネットの世界ではギフトやプレゼントといったものが主流になってしまっている。

 
 ブログやニュースなどなど、ほとんどの情報はタダで手に入れることができる。では、ただで提供した人は全くもって損なだけだと思っている人はあまりにも資本主義的な考え方に侵食されている。タダで情報を提供している人が得ることができるのが信用。これがネットにおける新しい通貨としての役割を担っているわけだ。


「ギフトマーケティング」が主役に立つ日?
 

 まあ、でもこの考え方って昔の人がやっていたことを現代のツールで具現化しているだけなのかもしれないね。あまりにも金銭を重視しすぎる世の中に対しての一種の揺り戻しではないかなと思っている。ホリエモンが信用はお金に換金することができるとか言っていたけど、それはある意味で事実だ。昔の人はお金を稼ぐためには信用を得るのが一番だと言いたかったのか、そのあたりがどうにも分からないところだ。それをホリエモンに見透かされて、あんなことになってしまったのか。


 信用を得る→お金を得る


 どうもこの図式があまりにも見え透いた感じがするとなんか嫌らしいけどね。まあ、どちらにしてもギフトってのは大事そうですね。日本語にすると、贈り物とか才能とかって意味がある。才能ってのも天からの贈り物って意味なんでしょうね。



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