マダムと楽しんだパステルアートセラピー教室。
月一回の教室をとても楽しみにして下さっています。
一か月分の心の動きをポコアポコカードでお話ししてもらいます。
楽しかったこと、頑張ったこと、疲れたこと。
「たくさんやる事があって、疲れてたんだけど。
ここへ来ると、ホッとしてスッキリするのよね。」
と話して下さいました。嬉しいなあ。
パステルで楽しく色遊びをしながら、いろんなお話しをします。
先月の教室の時には、私の顔は紫外線アレルギーで真っ赤だったんですよ。
優しいマダムは、アレルギーはどうなった？と聞いてくれます。
コンニャク湿布をしたことや、断食してスッキリしたことなどを聴いてもらいました。
するとマダムが素敵なお話しをしてくれました。
先生(私のこと)もお年ごろだからね。きっと外に出す時期が来てたのね。
私は更年期の時に、今まで言えなくて呑み込んで来た感情が溢れてね。何十年も溜まって我慢してきた出来事が頭を中に映画のように再生されて、止まらないの。あの時、こんなこと言ったよね。
あの時こうしてくれなかったよね。って。病院の先生に我慢しないで伝えていいよ、って言って貰って、とことん主人にぶつけたのよ。周りの家族のほうが壊れるんじゃないかと思うくらい続いたの。でもね、ある時ふと思ったの。私は残りの人生を、この人に養ってもらいながら、好きなことを思いっきりして楽しんでやるー！！！って。
そうしたら、渦巻いていた感情が止まったの。
で、今はこうして自由に自分の楽しいことをやってるのよ。散財するほどは使わないけどね。
やっぱり、溜めたものは吐き出さないといけないのよね。そのグッドタイミングが更年期なのよ。
マダムのお話しを聴きながら、私もいっぱい溜めてたんだな、いらない感情や物を出すグッドタイミングだったんだなあ、と思いました。
吐き出せたから、よかったんだよね。
それでも我慢して抑えこんじゃうと、体の中でかたまりになってしまって違う病気になっちゃうんだよね。
更年期って、よく考えたら素敵な時間なのかもしれません。
母として妻として、自分より周りの人を優先して来た女性が、自分らしく軽やかに生きる方にシフトするための大切なステップなのかもしれませんね。
体がだるかったり、感情的になったり、動けなかったり。
強制的に頑張らなくていい環境になっちゃう。
ありがたいシステムね。
私も、ごはん食べてテレビ見て寝る、というグータラな夏を、紫外線アレルギーという目に見える形で自分に許可したんじゃないかなあ、と思います。
いや、今までだってグータラだったんだけど、心のどこかで、やっぱり掃除した方がいいかな、やっぱり何かした方がいいかなって、自分を裁いていたんだと思います。
そんな気持ちも持てない程に、身体が出来ない自分になってくれたことに感謝しかないよなあ、と思います。
今、更年期の皆さま。素敵な変化を通過中です。
身体に任せて、グータラしましょ！
マダムたちのお話しに、私の方が癒されちゃった。
ありがたいね〜。
何かを教えなきゃ、何かを与えなきゃ、って頑張らなくても、その人がその人を生きているだけで愛を与えている存在なんだね。
私も、
きっと、
そうなんだ。
＊＊鶴＊＊