高橋翻訳事務所スタッフリレーブログ

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高橋翻訳事務所のスタッフが日本国内や海外のニュースなどのコラムをリレー形式で更新しています。
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こんにちは。高橋翻訳事務所(http://goo.gl/25cZv)経済分野翻訳担当の佐々木と申します。


経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳今回のテーマは車の現状についてです。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications)が実施した全国消費実態調査(National Survey of Family Income and Expenditure)によると、自動車の普及率は全国平均で約85%でした。東京都は約60%、大阪府が約70%、神奈川県が約75%など都心部では低く、逆に上位3つは栃木県、群馬県、富山県で、地方都市ほど車の必要性が高いという結果が出ています。

2000年代に入ってから若い人たちの車離れが進んでいると言われていますが、実際はどうなのでしょうか。車離れの理由として挙げられる点は、「経済的な余裕がない」、「ライフスタイルが変化した」、「魅力的な車がない」といったものが主にあります。確かに非正規雇用であったり、安定した所得が得られないと車を所有することは難しいですし、車以外にもパソコンやスマートフォンなど趣味が多様化したことも大きな理由と言えるでしょう。そして、「乗りたいと思う車がない」という点も説得力があります。私自身も数年前に車を購入した際に各メーカーの販売店を回りました。しかし、強く引かれる車にはなかなか出会えず、苦労した記憶があります。

エコや安全性はもちろん大切なことですが、そちらに注力しすぎているあまりに車本来の醍醐味や走る楽しみなどの個性が二の次になっていないでしょうか。少子高齢化など車離れの要因は他にもあるかと思いますが、メーカーには消費者がワクワクするような車作りを目指してほしいというのが正直な気持ちです。




経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳コラム担当者紹介

経済分野全般翻訳を担当しています。大学在学中に経済学を専攻していた知識を基に、日頃からさまざまなメディアを活用して新しい情報の収集を続けています。「経済」というと、分かりにくい、難しいというイメージがありますが、専門用語には注釈をつけるなど、違和感なく、スムーズに読むことのできる表現を心がけています。

株式会社高橋翻訳事務所 

経済翻訳政治翻訳スポーツ翻訳  担当:佐々木