UNION SUPPLY  12oz. AHINA OVERALL US41491R-138 | アメカジショップ「ザ ホワイツ ウルフ」のマスターの日記

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広島にアメカジを!アメカジショップ「ザ ホワイツ ウルフ」のマスターが 商品やその日の出来事を紹介します。


ヴィンテージを復刻する東洋エンタープライズが新たに実名復刻で作った話題のシリーズです。


ハワイに渡った日系の方達の移民時代のワークブランドの「UNION SUPPLY 」を忠実に現代に蘇らせました。



まずは当時の状況を。


1868年(明治元年)日本発の移民として多くの人々が海を越え、ハワイへと渡りました。


ハワイに移り住んだ人々は持って行った作業着だけでは間に合わず、やがて現地で調達した生地を使い、作業着を仕立てることなります。


そして移民の方達の増加と共にワークウェアの需要も増え、仕立屋だけでなく量産に対応したメーカーも参入するようになりました。


そんな状況の中、1922年創業のUNIONSUPPLY(ユニオンサプライ)は、ハワイの衣料品メーカーとして大きなシェアを誇るいうになります。


作業時に硬く鋭い葉から身を守るためには頑強なワークウェアを必要とし、手に入る生地でハワイアンワークウェアの基礎を作っていきました。


そのひとつがAHINAです。


アヒナとはハワイ語で「藍染め」を意味し、藍で染められた木綿生地、つまりデニムの原点の事を指しています。


今回はそんな12オンスのアヒナ(デニム)を使用したオーバーオールの登場です。


ネップ感の強いコシのある12オンスのアヒナ生地を使用し、繰り返し修理をしながら穿き続けた状態を再現しました。


移民時代のハワイの農園で修理を繰り返しながら使われたオーバーオールです。



それではいきましょう。


UNION SUPPLY  12oz. AHINA OVERALL US41491R-138 です。






当時のオリジナルを分析しながら新たに作られた12オンスのアヒナ(デニム)です。


濃色で作った物に洗いをかけ、経年による色落ちと修理痕を刻んでいます。















留め具も当時の仕様で再現していますよ。


修理はその時その時ある生地でなされたはずですので、場所によって違う生地や違う縫い方で再現しています。



     



       




   

     


後ろです。





大き目なポケットにUNION SUPPLY のラベルです。



    


ジェラードの同時代をモデルに作ったヘンリーネックと合わせてみました。


なんとも味わい深い雰囲気がにじみ出てますよ。



     






    


エイジングや独特の仕様は、現代でみると新鮮でオールドワークスタイルとしてのオシャレ感があります。


それとともに、およそ100年の時間を超えて再現された日系移民の人達のワークウエアです。


希少なオリジナルを元に再現された、正にヴィンテージの存在感が漂っていますので是非実物でご覧ください。


29800円 + TAX です。


http://t-w-wolf.jp/?pid=101688469



次のブログはなんとこのモデルのオリジナルをご紹介しますよ!