皆さんこんにちは。野球のWBCが盛り上がってきていますね。私もプロ野球は大好きで、小さい頃から阪神タイガースのファンでした。田淵、江夏が巨人に立ち向かっていく姿を少年時代必死になって応援しましたね。日本チームが思い切って世界と戦う姿を応援したいですね。スカッとしたニュースで暗~い日本を明るくしてほしいです。
さて、今日は5年半ほど前になりますが、アメリカアリゾナ州で毎年開催されている、若き矯正歯科医が世界から集まるトレーニングコース(ツイードコース)において、インストラクターとして参加いたしました。その時のスナップ写真をお見せしながらコースのご紹介をさせていただきます。
これがインストラクターと生徒さんたちの集合写真です。百数十名でした。アメリカ、日本、フランス、イタリア、ブラジル、スペイン、メキシコ、韓国、スイス、インドなど世界各地から集まります。ツイードコースとは、矯正治療の根本的なテクニックや理論を教えるコースで、11日間行われます。11日間矯正ずけでワイヤーまげてばっかりですので、相当大変なコースなんですよ。
これがその時のインストラクターの面々です。やはりアメリカ人が最も多いですが、その他にはイタリア人、メキシコ人、ブラジル人、そしてわたくし日本人でありました。
これはコースの前日にインストラクターだけが集まって、事前のミーティングとトレーニングを行ったときです。
さて、アリゾナ州ってどこにあるか皆さんご存知ですか? この地図はアメリカ西部ですが、この地図の真ん中の下のほう、メキシコ国境に接している州がアリゾナ州です。
この写真でみてのとおり、砂漠の中にある町でして、サボテンだらけでありました。とても乾燥していて、静電気バチバチです。リップクリームがないと、唇切れまくりです。
これが、コースを開催している建物です。ふりそそぐ太陽光線がまぶしいです。
玄関を入るとこのレクチャールームがあります。ここでツイード理論の講義を聴いたり、ワイヤー曲げの実習の説明を聞いたりするわけです。
ここがワイヤー曲げを行い、歯を動かすシュミレーションを行う部屋です。ここに各自席を割り振られて11日間トレーニングを行います。
生徒さんが入るとこんな感じとなります。立って歩いているのはインストラクター達です。朝から晩までワイヤーと格闘する経験はなかなかありません。生徒さんたちも各国交じり合っての国際交流も楽しみの一つです。
わたくしもブロークンイングリッシュでアメリカ人の生徒さんに教えましたよ。恥ずかしいなんて言ってられませんから、相当度胸はつきましたよ。
ボスが講義するところでちょっと記念撮影しておきました。ちなみに私は講義はしないですよ。
この肖像画の方が、かの有名なツイード先生です。矯正を学んだ人なら、全員知っているほどの有名な方です。その流派のコースなんですよ。
朝8時から夜7時までみっちり学んだ後は、国際交流飲み会です。写真はいっぱいあって紹介し切れません。
これは、ブラジルチームと日本チームが合同での食事会です。
これは、お昼休みのワインパーティーのスナップです。スペインからの生徒さんとの写真ですが、スペインの女性は陽気できさくでしたね。
これは日本人でお世話になったインストラクターの先生方の何人かをお食事に招待した時です。おすし屋さんに行ったときですね。
このツイードの精神は、規格化された、効率重視の治療ではなく、治療に手間をかけて、一つ一つ手作りのように治療を仕上げていくというところでしょうか。例えれば、誰にでもそこそこの味が出せる本だしを使った料理と、こんぶ、かつをぶしでじっくりおだしをとった料理の違いでしょうか。私が目指すのは、食べた人を感動させる、うならせる料理人になりたいと思っています。この精神で患者さんに喜んでもらえる、信頼してもらえる医療人になるのが夢であります。
明日から夜行バスで徳島へ行きます。ちょっとブログはお休みになります。また最新情報仕入れてきてご報告させていただきます。それでは今日はこれまでです。皆さんお休みなさい。
徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック