皆さん、こんにちは。クリスマスソングが聞こえる季節になりました。1年もあと1か月余りですね。

 

さて、今回の院長ブログは、先週東京で開催されましたプレツーソンコース、メインはワイヤーのベンディング、曲げることを教える講習会ですが、それにインストラクターとして参加してきましたので、そのご報告です。

現代の矯正治療は、既成のワイヤーを入れるだけで、曲げを入れない先生が多く、それではその患者さんに合った位置で緊密な咬合関係を得ることができないのです。硬い太いワイヤーでさえも自在に3次元的に曲げられる技術を身につけると、心強く、安心して難症例の治療に望めますが、そうじゃなければ平均点は取れるけれども、100点満点に近い仕上がりは望めないわけです。若い先生たちは、なかなかそれを教えてもらえる場所がないので、いつもこのコースは多くの受講生が来ます。

今年も、ツイード ファウンデーションのボスである、クロンツ先生をアメリカからお招きして、受講生26名、インストラクター15名で開催されました。

 

進め方は、ボスがまずインストラクターにデモンストレーションを行い、受講生に対する指示をインストラクターに出します。午前中はここまで進めるとか、ここでチェックするようにとか細かい指示が出ます。

それを各テーブルに戻って、インストラクターが曲げ方を説明しながらデモして、それから受講生の先生方が曲げ始めるというわけです。皆に見られると失敗は許されないので、いつもより慎重になります。どんなことをしているかを具体的にお話ししますと、

英語で書かれた指示書どおりに曲げていくわけです。まずは直線のワイヤーのベンドから始まります。

次のステップは患者さんを想定して、こんなカードに合わせるように曲げます。

いろんなチェック用のものも利用します。曲げる角度も指定して、それに合わせます。

こんな感じに曲げるわけです。

実際のプライヤーの握り方や、曲げ方、その曲げた程度のチェックの方法なども教えます。

例えば、こんなワイヤーを指示書どおりに曲げていくわけです。

最終日には、自分の治療した症例を、模型やレントゲンを持って行きボスにチェックしてもらいました。先日行ったダラスでは、ボスは人気で世界各国の先生が症例相談をしてもらいたがるので、とても近寄れませんが、日本にいる時は、貸し切り独占状態ですから得した気分になります。良く治っていると褒めていただきました。ボスも模型を持って記念写真に協力してくれました。80歳になってもお元気で、実際の臨床もばりばりやられているそうです。

 

若い先生たちとの触れ合いも刺激になりますし、インストラクターとのディスカッションも勉強になります。今回も有意義な3日間をすごせました。

また臨床に真摯に取り組んでいきたいと思います。

今回の院長ブログはこれまでです。皆さまお元気にお過ごしください。

 

徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

AD

皆さん、こんにちは。11月も半ばを過ぎ、寒さも日ごとに強まっていますね。風邪などにご注意ください。

 

さて、今回の院長ブログは、少し前になりますが、11月6日から9日にかけてアスティ徳島で日本最大の矯正歯科の学会である日本矯正歯科学会が開催されましたので、そのご報告です。

全国から徳島へ矯正の先生たちが集まってくるわけです。

受付も通路も人の波でした。参加者は3900名ほど。宿泊や交通機関の予約が皆大変だったそうです。

講演会場で発表を聞いたり、

展示会場でパネルをみたりします。

業者のブースでは新製品の説明を聞いたり、セール品の注文なども行います。

今回はステンレスのホワイトコーティングのワイヤーに興味を持ちました。問題は耐久性のようです。

 

会場内では、歩いている途中に懐かしい顔に出会えます。

 

学会懇親会が大塚国際美術館で開催されました。

夕方から貸し切りです。有名なシスティーナ礼拝堂のホールがパーティーホールです。また館内は自由に見学できます。

私も久しぶりに館内に入りましたが、いつも感嘆します。全国から来た先生たちも、学会よりもこれを楽しみにしていたという先生方も多くいたのには、びっくりしました。

パーティーでは、やはり阿波踊りが披露されます。私も会場の踊りの輪に加わり踊って楽しみました。

 

最終日は多くの友人が、飛行機に乗る前に診療所に立ち寄ってくれました。

あっとゆう間の学会期間でしたが、楽しい時を過ごせました。

 

学会で得た情報で、より良い診療を提供していきたいと思います。

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆さまお元気にお過ごしください。

 

徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

 

AD

皆さん、こんにちは。11月になりぐっと冷え込んできましたが、体調はよろしいでしょうか。

 

さて、今回の院長ブログは、2年に一度の国際学会の大会にテキサス州ダラスに行ってきましたので、そのご報告です。

成田からダラスまでは直行便があります。JALでエコノミーのチケットを購入して、せっせとためたマイルでアップグレードして、ビジネスクラスに搭乗しました。新しい型なので、フルフラット。ぐっすり眠れました。食事もサービスも良くて11時間のフライトでも疲れませんでした。

機内では、日頃読まない学会のレポートなどを熟読していました。

こちらがダラスの北にある、ウェスティン ストーンブレアー リゾートホテルです。

気候は朝晩は日本とほぼ同じぐらいですが、昼間は30度近くまで上がり、夏のようでした。

レンタカーを借りて、慣れない右側通行でしたが、事故なく色々回れました。

 

これが全参加者が3症例を持ち寄って展示する部屋です。これを見るのが本当に楽しみでした。

ホテルに着いて昼食を取った後、ツイードのフェローメンバー(上級資格)になる資格試験がありました。今年は15名ほど。私は試験官の予定は無かったのですが、人数が足りなかったので、急遽補欠的に試験をする側になりました。右側の男性が試験を受ける人で、中国系アメリカ人(フロリダ)でした。左の女性は韓国の試験官ですが、あなたはネイティブですか?っていうぐらい英語が流暢で、ついていくのが大変であせりましたが、なんとか切り抜けました。英語はしゃべれないと恥かきますね。もっと勉強します。

 

試験の後は、レンタカーで近くのショッピングモールへ行き、ディナーはホテルのフロントさんが勧めてくれたステーキハウスへ行きました。でかくておいしかったです。

 

ホテルの部屋でテレビをつけると、懐かしいスタートレックがもちろん英語でやっていて、4話ぐらい連続で見てしまいました。

 

次の日からは2日間、各国からのスピーカーの発表を聞いたり、症例展示ルームでの閲覧をします。

外国人の奇麗なファイルは真似できませんが、刺激になります。

 

一人でじっくり見る時間もありますが、その人に直接質問したりできます。また私の症例もみてもらアドバイスをもらったりします。なかなか自分の症例をざっくばらんに見てもらい、コメントもらえる機会はこんなところしかないのです。そういう意味でもとても勉強になります。

 

最終日の終わりには、正装に着替えてのパーティーです。右写真は資格試験の合格者です。私の担当も無事合格でした。

ボスの肖像画の作成、贈呈式もあり、その後は各国の友人と写真を撮ったり、ダンスを楽しんだりします。最後は2年後に再会を約束して、皆帰国していきます。

 

今回も実りの多いミーティングでした。また次回も3症例仕上げて、友人に褒められることを目標に頑張ろうと思います。

それでは、皆様お元気にお過ごしください。

 

 

徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

 

AD

皆さん、こんにちは。今年の台風は強力です。18号の久米島の電柱が折れている写真は、見た瞬間に恐怖を感じました。自然の猛威と供に生きていかなければならない覚悟が必要ですね。各自ができる範囲の防衛準備をして、被災時には協力しあう精神が求められますね。

 

さて、今回の院長ブログは、治療終了の患者さんがいらっしゃいますので、そのご報告です。

16歳と若い高校生でした。右側の横の歯が2本(小臼歯)、それと見えにくいですが、両側の一番奥の歯(第二大臼歯)も内外側的にずれていました。

こんな感じです。

 

初診時の1年前から痛みや雑音が出始めていたとのことです。普通この若さで関節の痛みが出ることはまれです。初診相談に来られて、治療の概略を説明しましたが、まだ決断がつかなということで、しばらく考えていました。しかし4ヶ月後にさらに痛みが強くなり、つらさも増したので、矯正治療を決断されました。ただし、関節症状が必ず治る保証はできないことはお話ししました。

 

初診時の写真です。

真ん中も下顎は少し左に偏位していました。

横から見た歯の前後的位置関係はばっちりOKでした。

でも下から見ると内外側的にはズレガあります。よく見ないとわかりません。

咬み合わせの面です。一見歯並びはよさそうです。でも奥歯は微妙にずれています。上顎は最後方の歯が外へ開いています。逆に下顎では内側に傾斜気味です。

顔つきには問題は感じません。

 

レントゲン写真では親知らずが4本あることがわかります。

前歯の位置は悪くない状態でした。治療方針は第二大臼歯を移動しやすくするために、親知らずは抜いていただきました。あとはブラケットを付けて並べる方針としました。

 

治療期間は1年10カ月でした。以下に治療前と治療後を掲載します。

治療後は顎関節の痛みや雑音も消失して、今のところは上出来です。

 

治療前 治療後

真ん中も奇麗にあいました。

横の歯の咬み合わせも崩れることもなく仕上がりました。

治療前 治療後

奥歯の乱れも奇麗に直りました。

 

治療前 治療後

下から見た角度からも、内外側的な配置も完璧です。

 

治療前 治療後

顔つきはもともと悪くありませんでした。ほとんど変化は見られません。

 

治療前

 

治療後

親知らずが無くなりました。根吸収なども見られませんでした。

 

治療前 治療後

横顔のレントゲンです。大きな変化はみられません。

 

感想を書いてい頂きました。

治療終了おめでとうございます。最初は矯正なんかやりたくないモードが、強く感じられましたが、結局痛みが強くてそうは言っていられなくなりましたね。まだ若いので、顎関節も大きな障害は残っていないと思います。途中では顎に痛みが強くなったりと、大変でしたが、後半は症状も消えてきて、楽になっていった気がします。これからはリテーナーで守っていきましょう。お疲れ様でした。

 

ここで、ちょっと振り返って、この症例における私の推測をお話しします。

下の写真を見ていただくと、青いラインが初診時は左上がりで、治療後は水平になっています。

 

治療前 治療後

治療前 治療後

これは正面からのレントゲン写真です。いつもはお見せしませんが、精密検査時には必ず撮影しています。この写真でも下顎の傾斜が同様に変化しているのがわかります。

 

患者さんは右の小臼歯2本が内外にずれて咬めていませんでした。さらに第二大臼歯も同様にずれていて、臼歯は第一大臼歯のみが咬んでいました。左に比べ咬めていないわけです。それにより右の歯がどんどん沈んでいく、咬み合わせの高さがどんどん小さくなっていったといえます。その結果があの傾斜だと思います。咬む力を右の歯では支えきれないので、顎の関節にも右側には大きな負荷がかかります。この患者さんは右の顎だけが痛かったのです。歯のずれが咬む力の左右のバランスを崩し、ついには顎関節の痛みにまで発展していったと思われます。

そうなると、左右対称の咬合が付与された今後は、症状は消失したままでいてくれる可能性が高いとも言えます。しかしこれは後付けの推測です。初診時にはわかりません。今後ストレスや歯ぎしりで過剰負荷がかかってまた発症するかもしれません。ここが生き物の難しいところです。個人差に関しては読めません。

色んな経験を積み上げて、より質の高い治療結果を残せるように頑張ります。

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆様お元気にお過ごしください。

 

徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

 

 

皆さん、こんにちは。食欲の秋、果物もおいしいですね。食べすぎると生活習慣病が気になります。先月2年ぶりに健康診断に行った結果が戻ってきましたが、血圧、心電図、尿検査、血液検査項目すべて正常範囲で、ほっとしております。でもやはり予想していた通り、腹囲のみ超えております。あの標準値は厳しすぎるだろうと感じておりますが、皆さんはいかがですか?

 

さて、今回の院長ブログは、先日の台風16号で、建物に大きな被害は幸い無かったのですが、植栽のコニファー(スカイロケット)が傾いておりましたので、その修復、支柱作成を行いましたので、ご報告します。

真っすぐに生えていたんですが、強風で傾いて、道路側にも傾いておりました。

かっこは悪いのですが、仕方なく荷作り紐で縛っていましたが、また台風は今後も来るので、支柱を作ろうと日曜大工をいたしました。

ホームセンターで、支柱3本と、その支柱を支える杭と麻紐を購入しました。5本のコニファーそれぞれにこのセットを購入し、計4000円余りでした。

完成写真がこれです。

3本の支柱を打ち込み、頂点を重ねて木の幹と麻紐でぐるぐる巻きにします。

支柱はさらに短い木杭でさらにしっかり固定します。出来上がりはなんかプロっぽくて満足でした。

 

施術前と施術後を比較します。

良く見ないとわからないですが、本人としては頑張ったつもりです。

幹自体が反ってしまっているところは、どうしようも無かったですね。

今後も水やりをかかさず、しっかり育ってもらいたいです。

ちなみに、7年前の開業時はこんな感じです。よく成長してくれています。

それでは、皆様お元気にお過ごしください。

 

徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

皆さん、こんにちは。先日の台風は凄かったですが、皆様の回りは大丈夫でしたか? 携帯が鳴る避難勧告や指示が出過ぎているようにも感じますね。本当に必要な時に必要な人にだけというのは難しいんでしょうね。

 

さて、今回の院長ブログは、少し前になりますが、治療終了の患者さんがいらっしゃいますので、そのご報告です。

正面や左右からは問題は感じません。実はこの患者さん小学校の時から矯正治療を行っていたので、奇麗に咬んでいるのです。

しかし、咬み合わせの面をみると、右写真のように前歯がかなりの重なりが出てきてしまっています。これが患者さんの主訴でした。治療の後、保定装置など使用していなかったんです。

顔の写真です。やや口元が盛り上がり気味でした。

親知らずは存在していましたが、その他に問題はありません。

横顔のレントゲン写真分析では、上下の前歯が前方に傾斜が強いこともわかりました。

 

総合的に考えて、咬み合わせは良いですが、前方傾斜を改善し、口元もすっきりさせるために上下左右第一小臼歯を計4本抜歯して、ミニスクリューとブラケットを用いて治療を行うこととしました。

 

治療期間は、2年9カ月でした。以下に治療前後の写真を並べて供覧します。

 

治療前 治療後

治療後も緊密な噛み合わせは維持できております。

 

治療前 治療後

下顎の凸凹も綺麗に並びました。

 

これは治療後のみですが、内外側で的にも適切な位置に配置できました。

 

治療前 治療後

正面からの顔の写真です。唇が薄くなり、楽に唇の閉鎖ができています。笑顔も口角を上げるスマイルとなりました。

治療前 治療後

斜め、横顔でも口元が引き締まったような感じになりました。

 

治療前

治療後

パノラマ写真でも根吸収なども見られませんでした。

 

治療前 治療後

前歯が大きく後方移動したことがわかります。

 

感想を書いていただきました。

 

治療終了おめでとうございます。小学校から矯正をして、また3年近く矯正をしてと、本当にお疲れ様でした。治療の途中で上の横の歯が先に後方に下がって、前歯が取り残されて、出っ歯のようになった時に、これって本当に下がるんですか?って心配していたのをよく覚えております。安心してください、大丈夫ですよ、とお話ししたように、きちんと下がりましたよ。これからはリテーナーをきちんと使って安定させていきましょう。

 

小学校から中学校にかけて行った治療は、凸凹を改善するために、側方拡大と前方傾斜をしています。治療後5年間で親知らずが後方から押して来たり、歯自体が元の場所に戻ろうとする後戻り、などで前歯に凸凹が再発しました。拡大する治療は下顎の前歯部には後戻りが出やすいのです。今小さなお子さんの矯正治療は、拡大が主流となっていますが、明らかに限界を超える無理な拡大も見られます。ただしここまでが限界という数値は無いのです。成長期はいくらでも拡大できるように思われるかもしれませんが、残念ながら限界はあるのです。ここは矯正医の診断力、判断力にゆだねられます。私も日々悩みます。これはいつの時代も、世界中どこでも見られる問題です。安定する歯の位置を求めて今後も治療を頑張ります。

 

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。朝晩と日中の温度差が大きくなってきました。皆さん体調管理にはご注意ください。

 

徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

皆さん、こんにちは。 夏も終わり残暑厳しいとはいえ、秋の気配が感じられる季節になりました。怒涛の夏休みが終わり、やっとふつうの平日の診療となり、ちょっとほっとしております。

 

さて、今回の院長ブログは、治療終了の方がいらっしゃいますので、そのご報告です。

開咬、上下の前歯が垂直的にあいていて、前歯でものが咬めない状態でした。

 

顔つきには問題はありませんでした。笑顔での歯の見え方が問題でした。

 

初診時の口腔内写真です。両側とも大臼歯しかあたっていません。歯並びには問題はありませんが、下顎はスペースが見られました。それと過去に歯ぎしりなどが強かったと思われる歯のすり減りが著しく、犬歯や臼歯の山の部分がスパッと切り取られたような形になっています。

 

実はこの患者さんは実はもっと後ろで咬む位置もあります。それがこの写真です。

上の写真との違いがわかりますでしょうか。3~4ミリほど後方へ下がります。上顎前突が凄い状態となってきます。

下から見上げると臼歯部の内外側的な問題はさらに厳しいことがわかります。ここでは咬めませんから、患者さんは習慣的に下顎を前に出して咬んでいる状態です。

 

横顔のレントゲン写真です。これは習慣的に前で咬んでいるものです。上下の歯と歯の間に黒いラインが見えます。咬んでいないことを示しています。

親知らずもありました。それ以外には特に問題は見られませんでした。

 

この患者さんは、さらに問題がありました。写真ではよくわからないのですが、天然の歯だと上下の真ん中部分の隙間が大きかったので、プラスティックで実は詰めていました。この際その人工物を外して、天然歯の状態にして矯正で詰めることとしました。下の写真がその違いを示したものです。

治療方針は、親知らずを3本と上顎の小臼歯を2本抜歯、上顎に幅を狭めるためにパラタルバーという固定式装置を用いて、ミニスクリューも植立してすすめました。写真は上顎に装置をセットした状態です。

 

治療期間2年10カ月で治療が終了しました。以下に治療前治療後を供覧します。

 

治療前 治療後

正面、左右側面の写真です。離れていた歯は奇麗に並び咬みあいました。

 

治療前 治療後

咬み合わせの面です。隙間も閉鎖され、きれいなアーチは保たれています。

 

治療前 治療後

下から見上げた写真です。治療後はもう後方に下がる位置はありません。内外側的にも適切に咬合が出来上がりました。

 

治療前 治療後

正面のお顔です。笑顔のときの歯の見え方はぜんぜん違います。

 

治療前 治療後

斜めと横顔の比較です。より奇麗にバランスの良い口元になりました。

治療前

治療後

パノラマ写真ですが、根吸収などもなく、奇麗に配列されています。

 

治療前 治療後

上下の間の黒い線も消えました。前歯も後方へ下がり、口元のシルエットもより奇麗に仕上がりました。

 

感想を書いていただきました。

治療終了おめでとうございます。かなり発音はしずらかったと思います。食事もほとんど咬めない状態ではなかったんでしょうか。後方で咬む位置を知った時は正直難症例だと思いました。歯の隙間の問題もあり、前途多難を予想しましたが、どんどん良くなっていった感じでした。最後の最後の詰めで、なかなか完璧な接触関係をすべての歯にとまでは行き切らない部分もありましたが、十分奇麗で正しい咬み合わせが獲得できておりますので、ご心配には及びません。もう前後で咬むこともなく、一致しています。今後はリテーナーで安定させましょう。お疲れ様でした。

 

それでは院長ブログはこれまでです。

まだ残暑きびしいですが、皆様お大事にお過ごしください。

 

 

徳島の歯列矯正歯科治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://www.fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

皆さん、こんにちは。いよいよお盆期間に入りました。ここ徳島も暑さに負けない、熱い踊りが4日間繰り広げられます。徳島人としては、また今年もこの季節が来たかと、ワクワクします。


さて、今回の院長ブログは、治療終了の患者さんがいらっしゃいましたので、そのご報告です。


33歳、女性で左上の2番目、3番目の歯の前方傾斜を気にして来院されました。右下の黄色い部分です。




横の歯は、綺麗に噛み合っていました。

下顎の前歯部には、中程度の凸凹がありました。

お顔の写真です。口元は軽く盛り上がり感があり、笑ったときは上顎前歯の見え方が大きい状態でした。

また、患者さんは顔面の真ん中に対して、歯の真ん中が右側にずれているのも気にされていました。


パノラマレントゲン写真です。下顎に親知らずがありました。



横顔のレントゲン写真です。分析からは大きな問題はありませんでした。


凸凹を改善するように歯を並べると、どうしても前歯部は今よりも前に位置づけられます。現段階では問題がなくても、治療後に唇が閉じないなどの障害が出ると思われましたので、小臼歯を4本抜歯させていただき、ブラケットを付けて治療することとなりました。


治療期間は3年7ヶ月でした。以下に治療前治療後を供覧します。

治療前 治療後

より緊密に咬合が仕上がりました。気になっていた2番目の前歯も綺麗に歯列に収まっています。


治療前 治療後

臼歯部も崩すことなく綺麗にかみ合いました。


治療前 治療後

抜歯スペースも完全に閉鎖し、凸凹も綺麗に並びました。

これは治療後のみですが、内外側的にも適切な位置、接触関係となっています。


治療前 治療後

微妙な変化ですが、唇も閉じやすくなり、厚みが薄く変化しました。


気にされていた真ん中のズレも、できる限り左へずらしながら抜歯空隙を閉鎖していきましたが、若干ズレは残るものの、大分目立たなくなったように思います。


治療前 治療後


斜め、横顔でも微妙に口元が下がって、良好なバランスとなり綺麗になりました。


治療前

治療後

パノラマ写真です。治療後に根吸収などは見られませんでした。


治療前 治療後

横顔のレントゲン写真です。前歯が後方移動して、シルエットがより綺麗になりました。


感想を書いていただきました。

「私は小さい頃から、歯にコンプレックスがありました。矯正をする前も、かなり悩みました。インターネットで歯医者さんを探していた所、藤崎先生のブログが 患者さんを思った内容だった事、先生ご自身もよく勉強されている方だなぁと思い、ここにしよう!!と決めました。治療中1番大変だった事は、抜歯でした。でもきれいな歯並びを手に入れる為なら頑張れました。歯が動く痛みは、耐えられないものではなく、慣れてきます。歯科衛生士さんにしてもらう歯のクリーニングも気持ちよくて、眠ってしまったこともありました。腕の良い先生やスタッフの皆さん、優しい奥様、本当にありがとうございました。これからは、いっぱい笑った写真を撮りたいです。今日という日を迎えられて、とっても嬉しい気持ちでいっぱいです。リテーナーも頑張りますので、今後ともよろしくお願い致します。」


治療終了おめでとうございます。最後に下顎前歯の凸凹が取りきれなくて、治療期間がのびてしまいまして申し訳ありませんでした。でもほぼ完璧な接触状態が作れています。おもいっきり笑顔になれますね。初診相談の時に、ブログを見て、「この先生の腕は確かだと思いました。」とおっしゃってくれたのが、とても嬉しく、よく覚えております。そんなことは言われたことがなかったので、有頂天になりそうでしたが、実際治療にはその分「変には終われない」というプレッシャーがかかったのも事実でした。綺麗に仕上がってホッとしております。これからも管理をしていきましょう。お疲れ様でした。


最近はブログを見て来ました、という患者さんが増えてきています。お子さんの治療の場合は、親御さんも、完璧じゃなくて、そこそこの咬合でいいです、という方が結構います。思春期で反抗期になり、協力も得られないケースもあり、なかなか100点満点に届かない場合もあります。しかし、大人は違います。ずっと悩んでいて、遂にやると自分で決心して、高額の治療費を自分で払うわけで、そうなると完璧を目指してくるケースがほとんどです。質の高い治療結果を全部の患者さんに提供できるよう、天皇陛下には及びませんが日々全身全霊で務めてまいります。


それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆さんいいお盆休みを過ごしてください。



徳島の矯正歯科治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

皆さん、こんにちは。梅雨開けて暑い日が続きますね。夏休みになり、診療室も子供たちが朝からわんさかやってきます。


さて、先日東京医科歯科大学時代に矯正学博士論文などのご指導を賜った、黒田敬之名誉教授が、今年の春の叙勲で、瑞宝中授賞を受賞され、その記念講演および祝賀会が東京で開催されましたので、そのご報告です。


東京はまだ、梅雨明けではなく、雨が降っておりました。

丸の内の銀行倶楽部という建物で行われました。写真は撮れなかったのですが、大正に作られたという由緒ある建築物でした。そこで、恐らくは恩師の最後の講演かもしれないと感じつつ、1時間の講演を聞かせていただきました。もうすぐ81歳になられますが、記憶力は素晴らしいものがあり、矯正治療の黎明期から、現代に至るまで、日本の矯正の歴史を堪能する記憶に残る講演でした。

それからパーティーとなります。主催した森山教授の挨拶から始まり、

黒田先生の恩師、御年91歳の三浦教授もお元気にご挨拶されておりました。

300人ぐらいいましたか、もう懐かしい顔が全国から集まりました。もう先輩後輩集まった同窓会状態です。

三浦教授も威厳があり、まさに生き神様です。

私が入局したときの、直接のライターの宮坂先生です。お変わりなく、元気にされておりました。私のことをいつも心配してくれて、会うたびに励ましや温かいお言葉をかけてくれます。


記念品や花束贈呈など、楽しい雰囲気で進みます。


同期も久々に勢ぞろいです。この中から、2人も矯正学講座の教授が出たんです。誇れる学年ですね。


あっという間に時間は過ぎて、お開きの時間となりました。最後に教授夫妻と記念写真を撮らせていただきました。


いつまでもお元気に、私たちをご指導いただきたいと思いましたと同時に、私たち現役世代が矯正学、矯正治療というものを守り、さらに発展させていかなければいけない責務も感じました。


恩師や若い時の仲間との再会は、とてもいいものだなと実感して徳島へ戻ってまいりました。

また今日から、診療頑張ります。それでは、皆様も暑さに負けずに頑張ってください。



徳島の矯正歯科治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。


皆さん、こんにちは。7月に入り徳島でも梅雨明けを思わせるよな夏のカンカン照りが続きましたが、また梅雨らしい天候になってきました。


さて、今回の院長ブログは、私の所属する地方学会、中四国矯正歯科学会が高知で開催され、それに参加してきましたので、そのご報告です。


場所は、高知市の県立県民文化ホールというところで開催されました。徳島からは車で約2時間半ほどの距離です。


今年から、実はこの学会の財務理事という役職を担当することとなり、年会費の未納者の会費納入を受け取るため、右の写真のように、ほとんど受付に張り付き状態でした。



ホール内では、研究や症例の発表が行われたり、日本の著名な先生をお招きして、講演をしていただいたりします。口演だけでなく、右写真のようにポスター発表なども行われます。

矯正歯科材料業者も展示をして、セールなども行われます。

右写真は今年からの各理事の紹介が行われている写真です。私も恥ずかしながら登壇して、紹介していただきました。



今年の特別講演者、東京医科歯科大学の小野教授と久しぶりに再会いたしました。私が24歳で東京医科歯科大学矯正科の専攻課程に入学した時に、1学年上の大学院生でいらっしゃって、それ以来のお付き合いです。気がつけばもうちょっとしたら30年にもなるんですね。時の経つのは早いです。


あまり講演は聞けなかったですが、色んな先生とお知り合いになれて、様々な情報も得ることができ、有意義な学会でした。また今後も診療に生かしていきたいと思います。


それでは、皆様お元気にお過ごしください。



徳島の矯正歯科治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。