山からウグイスが下りてきました。
いつもなら「チャッ、チャッ」という元気の良い声でその存在を知るのですが、今朝はちょっと違いました。
まるで春や夏を惜しむかのように「ホケキョ!ケキョケキョケキョ」と、呟くように小さな声で囀ずっていました。この時期に、こんな声を聞くのは初めてでした。
また、アオオサムシが路上にたたずんでいるのにも出会いました。
漫画家の手塚治虫氏が、大好きだった昆虫で、本名の「手塚治」を「手塚治虫」と変え、読みも当初は「てづかおさむし」としていたくらいです。
夏ならすばしこく走り回っているのですが、最近の朝の気温では、元気がなさそうでした。
ヒヨドリやシジュウカラも小群をつくるようになり、季節は着実に進んでいっているようです。