他の問題からヒントを見つけて解く | いかに勉強しないで受かるか――10年で資格230個取得・All About 「資格」ガイド鈴木秀明の試験攻略法ブログ

いかに勉強しないで受かるか――10年で資格230個取得・All About 「資格」ガイド鈴木秀明の試験攻略法ブログ

行政書士・中小企業診断士をはじめ10年間で230個の資格をすべて独学で取得し(ついでに東大理科I類も独学で現役合格)、現在All About 「資格」ガイドを務める鈴木秀明による試験攻略法ブログです。勉強法や試験攻略について日々考えていることを適当に書くよーっギャアアア

昨日江戸文化歴史検定2級の試験を受けてきたわけですが、過去問を勉強してたら去年の問題で「テクニックで解ける問題」のちょうど良い例があったのでご紹介します。


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第5回江戸文化歴史検定(平成22年度)
2級 第89問

明和・安永期(1764~81)は、錦絵の登場や黄表紙の誕生、そして『解体新書』の刊行をはじめとする蘭学の興隆など、文化・学術面の画期でした。この明和・安永期は、(い)から(に)のどの時期にあたるでしょう?

寛永―(い)―元禄―(ろ)―享保―(は)―寛政―(に)―天保

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という問題です。

答えから言うと正解は(は)なんすけど、この問題は知識が全くなくてもテクニック(というかなんというか…)だけで解ける問題なのでした。

なぜなら、この年の試験では、他に以下のような問題が出ていたからです。


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第79問

享保6年(1721)の人口調査では、全国の庶民の人口は約2630万人でした。その125年後の弘化3年(1846)の調査でも約2710万人とあまり変わっていませんが、国別にみると変動がありました。では、この125年間に大きく人口が増えた国は、次のうちどこでしょう?

い)薩摩
ろ)常陸
は)陸奥
に)山城

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第55問

右の絵は、歌川豊国の役者絵です。江戸の歌舞伎が華やぎだした天明から寛政期(1781~1801)にかけて大坂で修業し、「生写し」という芸風を追及して渋い役柄で人気を博した、この役者は誰でしょう?

い)2代目瀬川菊之丞
ろ)4代目市川団蔵
は)5代目松本幸四郎
に)7代目市川団十郎

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これ以上はもう言わんでもわかるね…