事故起きたら死を待つしかないずさんな避難計画、震度6弱・639ガルでも止らない設定、
熊本地震を起こした日奈久断層帯に連なる断層群に隣接する川内原発。

1997年の鹿児島県北西部地震では、震度5強、震度6弱の揺れでも 64ガル、71ガルと、
自動停止の設定値に達せず?自動停止しなかった川内原発だが・・
川内原発:鹿児島県北西部地震では「基準地震動」620ガルを上回る639ガルの揺れ

 三反園知事が、県民の命を最優先に一時停止を要請するのは当然のこと。
九州電力や官邸、原子力ムラの面々は知事に止める権限はない」?と高をくくっているが・・

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 川内原発は震度6弱・639ガルでも止らない設定だった!?最新の九電資料で判明!

 西日本新聞より
川内原発一時停止を要請 鹿児島 三反園知事、九電に 「断層調査、設備点検を」
1【鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事は26日、県庁で九州電力の瓜生道明社長と面会し、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)を即座に一時停止して、原発周辺の活断層の調査や発電所の設備点検を実施するよう要請した。九電は9月初旬までに回答をまとめる方針。

 知事に原発を停止する法的な権限はない。今回の要請にかかわらず、川内1号機は10月6日から、2号機は12月16日から、運転を停止して約2カ月間の定期検査に入る予定。九電は検査項目を増やして知事の要請に応じることや、日程前倒しなども視野に対応を検討するとみられる。

 要請書では「熊本地震を踏まえ、原発周辺の活断層を調査・検証し、異常がないことを確認すること」などを明記。余震が相次いだことなどを受け、発電所の原子炉圧力容器や配管支持装置などの入念な点検も要望した。さらに自治体の避難計画に対する九電の支援体制強化や事故時の正確な情報発信も求めている。要望が多岐にわたることなどから、九電は難しい対応を迫られることになる。

 要請書を手渡した三反園知事は「県民の不安に答えるためにも、いったん原発を停止して再点検・再検証してほしい」と発言。九電の瓜生社長は「社に帰って検討する」と応じた。

 三反園氏は7月の知事選で、公約に脱原発などを掲げて初当選。今月19日には川内原発周辺を視察し、避難道路の状況などを確認するとともに住民との意見交換をしている。

 川内1号機は昨年8月、東京電力福島第1原発事故後に定められた新規制基準下では、全国で初めて再稼働。2カ月後には2号機も再稼働し、これまで大きなトラブルはない。九電は「熊本地震後、異常がないことを確認している」としている。】