福島県の委託を受け、甲状腺検査を一手に取り仕切る福島医大。

 福島県を守るため?(県民の命は軽視?)鬼と化した福島医大の御用医師たちは、
平常時の60から120倍? 27万人の検査で33人もの子どもの甲状腺がんが判明しても、

『当時18歳以下の県内の子どもに甲状腺がんが出たことについて、「原発事故との因果関係は考えにくい」』??と・・

 彼らからは何の説明も無く、紙切れ一枚の検査結果が送り付けられてくるだけ、挙句 他の医療機関での検査を妨害。

 彼らは最早、医師の仮面を被った鬼、どんな検査結果が出ようと、「原発事故との因果関係は考えにくい」と言い続けることだろう。

 「チェルノブイリでは4~5年後」との知見は、
検査機器が揃うまでに4~5年掛かった上に、5万人のカルテが盗難?にあった結果。
 
 当時、正義派ジャーナリストだった、現・原子力ムラの重鎮・櫻井よしこ氏のレポート。
【チェルノブイリ特集 第1回 潜入!最悪汚染ゾーン('93.5)

チェルノブイリでは事故のあと病院から5万人のカルテが盗まれていた。追跡取材によっ­て見つかったカルテはIAEAの発表を根底からくつがえす。IAEAによるチェルノブ­イリ安全宣言のカラクリを明かすレポート。広河隆一×櫻井よしこ】



 子どもが甲状腺がんに・・ 母が苦悩の告白/報道ステーション こちらから



【大竹まこと】甲状腺がん問題取上げ「報道ステーション」お見事!!!


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 MU(ムー)のブログさまより
子どもが甲状腺がんに・・ 母が苦悩の告白/報道ステーション(2014年3月11日)
【3/11 #報道ステーション 書き起こし

【特集】
福島県で震災当時18歳以下の子ども約27万人のうち33人が甲状腺がん
と診断。原発事故との関連性は?真相を求めてチェルノブイリへ

甲状腺ガンのことを他に喋ると就職にも差し障るかもしれないから黙っていた方
がいいと医師に口止めされた人がいた。

証言してくれたお母さんの息子は年間85mSVを超える場所でサッカーの練習な
どしていた。診断は福島県立医大のみ可能。他の医院は検査しかできない。
個人病院で診断を受けようとしたが断られた。

他の病院では福島県立医大と同じ検査方法を取らないといけない。
受診者は流れ作業のようだったと。県の審査に批判的な診療所を訪ねた母親。
院長は県の審査が患者に直接説明もしないやり方であることに対してそんな
やり方は「あり得ない」と。

県の検査は情報開示請求までしないと詳しい検査結果を知ることができない。
県立医大側は渡すことも考えたが「渡すことによる不利益?もあるので実現し
なかった」


県の第三者委員会は甲状腺癌に関して「原発事故の影響は考えにくい」として
いる。通常100万人に2-3人と言われる甲状腺癌の発症が福島県では27万人
中33人。

これまでの甲状腺癌は自覚症状があって発見。今回はスクリーニング。
数が多く見つかるのではという意見。チェルノブイリは4-5年で甲状腺癌が増えた。
0-4歳が多かった。福島ではこの年齢層が見つかっていない。だから影響は考え
にくいと福島県立医大教授。 】一部抜粋

 
 みんな楽しくHappy♡がいい♪さまより
「甲状腺がん増加は4~5年後」チェルノブイリの“知見”検証3/11報道ステーション(内容書き出し)
【「チェルノブイリは4~5年後」甲状腺がんと事故の関係は

1986年、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故。
大量の放射性物質がまき散らされた後、実は4~5年後から子どもの甲状腺がんが増えたとされている。


「甲状腺がん増加は4~5年後」チェルノブイリの“知見”検証】

大論争が巻き起こった。
原爆を投下された広島や長崎の調査データをもとにしてだ。

この時医学会の常識とされていたのは、原爆被害を受けた広島や長崎の“知見”
「放射線による甲状腺がんの発症は早くても8年後以降」というものだった。

そのため「事故後4~5年で見つかった癌は放射線とは関係ない」とされた。
高性能な機器で大規模な検査、つまりスクリーニングを行ったため
「もともとあった癌が多く見つかっただけだ」と。

しかし、現実は違った。

ウクライナ内分泌代謝研究センター ミコラ・トロンコ所長:
4年で発症するとは思ってもいなかった。
しかしその思い込みは間違いで、子どもたちの潜伏期間はもっと短かったのだ。
様々なデータを集め、事故後4年でも発症している事を実証した。


着目したのは甲状腺がんの原因となる放射性ヨウ素だ。
その半減期は非常に短い。
そこで放射性ヨウ素が消えた後に生まれた子どもたちが殆ど発病していないのに比べ、
放射性ヨウ素が消える前に生まれていた子どもたちは発病率が高いことを突き止めた。

こうして、事故から10年経ってようやく子どもの甲状腺がんと放射線の因果関係が国際機関にも認められた
(国際原子力機関の報告 1996年)


この、チェルノブイリの“知見”。
つまり、事故後4~5年以上に甲状腺がんが増えた事等から、
いま福島で見つかっている甲状腺癌は「被ばくが原因とは考えにくい」とされている。


コロステン検診センター アレクサンドル・グテーヴィチ副所長:
当時は何の機器もなかったので“触診”で診察するしかなかった。
1990年位に初めて、エコー診断装置や線量測定器が入り、検査の態勢ができた。


この地域に高性能の検査機器が納入されたのは、事故から4~5年経ってから。
“触診”だけで、癌が見逃される事はなかったのか?
実は早い時期から子どもの甲状腺がんが増えていた可能性はないのだろうか?


ウクライナ内分泌代謝研究センター ミコラ・トロンコ所長:
当時のソ連に高性能のエコー診断装置はなかった。
1989年か90年になって、アメリカの大富豪などからエコー診断装置の寄贈を受けた。


それでは、
福島で4~5年を待たずに早い時期から見つかっている“子どもの甲状腺がん”は本当に“放射線”と関係ないのか?


チェルノブイリで調査した経験もある、京都大学の今中助教は
「当時起きた事が今の福島に重なって見える」という。

西側のオーソリティー(権威)日本のオーソリティーも含めてどういう反応をしたかというと、
「広島・長崎に比べたら早すぎる」と。
また、同時にいわゆる今でも言われているスクリーニング効果ですよね。
「熱心に検査検診をすれば、それだけがんも見つかる」という事も言われましたけれども、

(今回)福島関係の方々は、「それは福島の事故が原因ではない」
「なぜならば、チェルノブイリに比べたら早すぎる」とおっしゃったんですよね。
それを聞いて、皆さん20年前におっしゃった事を忘れたのかなと、】一部抜粋