安倍総理の頭の中は、G20より、福島原発の「汚染水漏れ」より、五輪招致??

 G20を途中退席しIOC総会に馳せ参じる安倍総理は、東京招致委の使い走りか? 
軽薄すぎる行動、一国の総理として如何なものか?

関連記事 G20開幕 シリア問題で火花
       「(福島第一原発の汚染水漏洩が)なぜ五輪招致前に発覚したのか」by平沢勝栄
       五輪招致意識?福島第1汚染水対策に470億円 遮水壁、建設前倒し
       福島原発「4時間で死」高線量汚染水:国会「五輪招致に不利」と審議先延ばし
       
 産経ニュースより
首相、決戦の地へ 猛特訓の成果を 失敗ならダメージも
【安倍晋三首相は4日、2020年夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会での東京招致に向け、ラストトスパートの旅に出た。直前までプレゼンテーションの予行演習に励み、海外かの厳しい視線を浴びる東京電力福島第1原発への懸念も払拭する構え。招致できれば成長戦略に資すると踏むが、失敗すれば政権のダメージとなりかねず、政権は緊迫の度を増している。

 「日本の熱気をIOCのみなさんに伝えて東京招致を勝ち取りたい」

 首相は出発前、官邸で記者団に意欲を語り、問わず語りに第1原発の汚染水漏れにも触れた。「政府が前面に出て完全に解決していく。20年にはまったく問題がないと説明したい」と述べ、3日に決定した政府の汚染水対策をIOC委員に直接訴える考えを示した。

 首相はブエノスアイレスでのIOC総会に先立ち、ロシア・サンクトペテルブルクでの20カ国・地域(G20)首脳会合に出席。シリアへの軍事介入をめぐり米露の外交駆け引きが展開されるが、それを横目に途中退席しブエノスアイレスに向かうのは、「招致成功を確信しているからだ」(首相周辺)という。

 準備にも余念がなかった。3日夜、首相は執務室にこもり、総会でのプレゼンテーションの予行演習を2時間近く繰り返した。14年のソチ五輪開催を勝ち取ったロシアは、プーチン大統領が英、仏語を駆使しIOC委員の心をつかんだことが勝因だっただけに、予行演習は熱を帯びた。】