3号機立て坑の、基準値の100万倍1億ベクレルのセシウムは何処から来て何処へ行くのか?

 このまま放置すれば、福島原発直下の地下水脈は何れ、メルトダウンした原子炉で汚染された冷却水を飲み込み?一体化してしまうだろう。

 東京電力HPより
福島第一原子力発電所3号機 トレンチ立坑Aサンプリング調査結果

福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報13)

 Yahoo!ニュースより
福島第一3号機付近で限度の100万倍セシウム
【東京電力は11日、福島第一原子力発電所3号機タービン建屋近くにある深さ約30メートルの立て坑内の汚染水を調べたところ、国が定めた許容限度の約100万倍にあたる放射性セシウム137を検出したと発表した。

 港湾付近の井戸から放射性物質が検出されている問題で、原子力規制委員会は、立て坑の汚染水の漏えいを原因の一つではないかと考えており、汚染水を早急に抜き取るよう指示している。

 調査は10日に行われ、水深1メートルの場所で、セシウム137が1リットル当たり1億ベクレルだった。6月までに調査が行われた2、4号機の立て坑内の濃度と比べ、10~1000倍高い。

 また、東電は海から約25メートルの井戸で7日に採取した地下水から、ストロンチウム90が同1200ベクレル検出されたと発表した。】

 福島民報より
セシウム濃度最大で1億ベクレル 3号機立て坑の汚染水
【東京電力福島第一原発3号機タービン建屋とポンプ室につながる立て坑内で、汚染水の放射性セシウム137の濃度は1リットル当たり最大で1億ベクレルだった。東電が11日、測定結果を発表した。

 東電は水面から1メートル、7メートル、13メートルの3地点で測定。濃度が最も高かったのは1メートル地点で、最も低かったのは13メートル地点の同6200万ベクレルだった。セシウム134の最大値は水面から1メートル地点の同5000万ベクレルだった。

 立て坑は海から約100メートル。東電は井戸水から検出されている高濃度放射性物質との因果関係を調べている。】

 福島民友新聞より
3号機東側に汚染拡大か 地下水から1400ベクレル
【東京電力福島第1原発タービン建屋東側の地下水から高濃度のストロンチウムやトリチウムが検出されている問題で、東電は12日未明、3号機建屋東側の観測用井戸からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1400ベクレル検出されたと発表した。
 地下水の採取日は11日。前回の4日に採取した水の濃度は検出限界値未満だった。これまで高濃度の地下汚染水は1、2号機東側で検出されてきたが、3号機東側にも汚染が広がっている恐れがある。
 3号機東側の井戸は2011(平成23)年5月に汚染水が漏れ出た配管の近く。東電は1、2号機東側の汚染との関連は不明としている。 】