実際に必要な時に配布されなかった“福島原発事故”のように、むざむざ子どもたちを“甲状腺被ばく”させて良いのか?

 今は「急いで配る状況ではない」かも知れないが、原発事故が起こってから“安定ヨウ素剤”を配布して
間に合うのか?住民全員に配りきれるのか?

 確かに“安定ヨウ素剤”は劇薬で副作用が起こることもあるだろうが、原発事故以外の時に誤って服用する
可能性は限りなくゼロに近い筈。

 それよりも、イザ原発事故が起きた時に、住民の方を“甲状腺被ばく”から守ることの方が大事ではないのか?

関連記事 甲状腺がん1人確認 福島医大「放射線の影響ない」
       甲状腺検査結果 「女子小中学生の50%超から『のう胞』発見」 最悪の事態
       ヨウ素剤配布・服用されず 知事が権限不行使 国会事故調査報告書
       原子力安全委員会と保安院の犯罪*福島の子ども達に甲状腺ガンの危険。

 福井新聞より
ヨウ素剤の配布自粛を呼び掛け 原子力規制委
【 原子力規制委員会の田中俊一委員長は21日の記者会見で、原発事故時に甲状腺被ばくを抑える安定ヨウ素剤について、規制委が具体的な活用方法を示すまでは、原発周辺の関係自治体や住民組織などが、独自の判断による住民への配布を控えるよう呼び掛けた。

 田中氏は「安定ヨウ素剤は劇薬指定されており、アレルギー反応や副作用が起こると問題だ」と理由を説明した。

 田中氏は会見の冒頭で、東京電力柏崎刈羽原発に近い新潟県長岡市の一部で「自主防災会」が18日、独自の判断で希望する住民約30人に安定ヨウ素剤を配ったと伝える報道を紹介。「急いで配る状況ではなく、待ってほしい」と訴えた。】