福島原発周辺では、なぜか?外来植物が猛烈な勢いで繁殖している。

 なぜ?外来植物だけが大繁殖しているのか?
恐らく、外来植物が日本の在来種と比べ、生命力が格段に強いせいではないかと思われる。

 2メートルを超える「ニワタバコ」、3メートルを超える「セイタカアワダチソウ」が異様な姿を晒しているが、
放射能のせいで巨大化したのではないそうだ。

 ただ、福島原発の吐き出した放射能が、生態系の破壊を助長しているのは確かなようだ。

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  日本経済新聞より
 外来植物、被災地の農地で増殖 駆除に頭抱える地元
【東京電力福島第1原子力発電所の事故で警戒区域に指定されていた地域などで、黄色い花をつけた植物が猛烈な勢いで繁殖している。

 北米原産の外来植物、セイタカアワダチソウだ。環境省が「要注意外来生物」と監視を呼び掛けるこの植物。なぜ被災地に広がったのか。

 セイタカアワダチソウは「背高泡立草」の字が当てられることもあり、丈は1~2メートル、肥えた土地だと
3メートルを超える。晩夏から秋に濃い黄色の花をたくさん…】 一部抜粋

 ガジェット通信より
【原発20キロ圏内のリアル】警戒区域で見かけた謎の植物
【1メートル50センチほどある謎の植物/富岡町新夜ノ森】

 気をつけてみるとあちこちに生えている。

【トラック背後には2メートルを超える巨体も/富岡町新夜ノ森】

 国立環境研究所のサイトで調べてみると、「ビロードモウズイカ」という2年草の外来種らしい。
http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80340.html

別名「ニワタバコ」とも呼ばれ、明治期に地中海から観葉植物として輸入されたものがそのまま土着化した。

放射能のせいで巨大化したのではなく、元々が2メートル前後にまで成長する植物なのだそうだ。
大きいし、ふしぎな姿なので目立つのだが、枯れた姿もかなり異質だった。】 一部抜粋