「昨年4月ごろから発覚する今年2月末までの約11カ月間」産地偽装と、毎日の記事を読めば、
この業者が悪質な常習犯だと判るが、他紙を読めば、僅か10日間「品薄でつい」出来心?の微罪と、
同情してしまうところだ。

 同じ情報源からの記事でも、書き方でこんなに受け取り方が違う。
これからは、「原発安全神話」のように簡単に騙されないよう、いろんな角度から情報を取り入れたいものだ。

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 毎日JPより
産地偽装:ネギを県外産と 三春の学校給食に納入、青果業者を書類送検 /福島
【 田村署は9日、三春町の学校給食用などのネギを「県外産」と偽って納入したとして、同町の青果店経営者(49)と元従業員(38)の男2人と、同店を不正競争防止法違反(誤認惹起)の疑いで地検郡山支部に書類送検した。町によると、同店は昨年4月ごろから発覚する今年2月末までの約11カ月間、ネギやホウレンソウなどの野菜を県外産と偽って納入し続けていた。

 県警によると、福島第1原発事故後、食材の産地偽装事件の摘発は初めて。動機について「納入先から県外産を求められたが、高騰して品薄になった」と供述しているという。

 直接の容疑は、今年1月10~20日、三春町の小中学校などに地元産ネギ約50キログラムを納入した際、「茨城産」「千葉産」と偽って代金2万円で販売した疑い。同時期に町内の老人施設にも産地を偽ってネギ約1・7キログラムを納入した疑いもある。

 納入先の町によると、経営者が今年2月下旬、「インターネット上に産地偽装を告発する書き込みがある」と町に自己申告して発覚。同店は震災前から給食用の野菜を納入していた町内大手だった。

 町は給食食材の放射線検査を始めた昨年11月以降については「安全が確保されていた」とし、これまで健康不安などを訴えた生徒らもいないという。】