日本核医学会は、現状(2011/3/17現在)では、原発半径20km以遠なら安定ヨウ素剤による甲状腺保護処置は不要?むしろ危険な場合もある?と警告さえして、安定ヨウ素剤の投与を否定しています。
そして、落ち着いて、政府発表・関連自治体発表などに従うようにと指示しています。

 甲状腺保護処置として効果のある安定ヨウ素剤の投与をなぜ、2011/3/17の段階で否定したのでしょうか?
例え原子力ムラの利益に反するとしても、医者としての良心を発揮していただきたかった。

 福島の多くの子どもたちに、甲状腺の深刻な異常が確認された今となっては、政府も自治体も、
医者の言うことさえ信用してはいけなかったのか?と悔やまれます。

 日本核医学会HPより
被災者の皆様、とくにお子さんをお持ちの被災者の皆様へ

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