政府の審査会の委員長が、政府を公然と批判することは、今までなら無かったこと。
その意味では評価するが、本気で「東電、会社更生すべきだった」と思うなら、政府に掛け合うべきでは?
『東電救済スキーム』は国民への裏切り、 国民を守らず、東電を守った政府が間違っていた。
今からでも遅くない、法に従って、東電を潰す手続きを始めるべきだ。
asahi.comより
【「ぶっちゃけたことを言うと、初発(はじまり)を間違えた。最初に会社更生しておくべきだった」。経済産業省の電気料金審査専門委員会で20日、安念潤司委員長(中央大法科大学院教授)は、本来ならば東京電力を法的処理すべきだったとの見方を示した。
東電は福島第一原発事故を起こして巨額の賠償費用を抱えたため、会社更生法を申請して破綻(はたん)処理すべきだという意見は根強い。同法に基づいて銀行からの借金をカットしたり、資本金を減らしたりしたうえで、賠償や再建を進める方法だ。
しかし、政府は「原発事故の賠償に支障が出る」などと主張し、原子力損害賠償支援機構を通じて賠償費用を支えることにして、東電を存続させた。安念委員長はこの仕組みに理解を示しつつも、「会社更生ですっきりとすればよかった」と述べた。
委員会は、東電の家庭向け電気料金値上げを審査している。20日の委員会では、オブザーバーとして出席した阿南久・全国消費者団体連絡会事務局長が「株主や銀行の責任は、どうなっているのか」と尋ねた。
安念委員長は「料金の審査では問えない」と説明したうえで、「株式を)100%減資し、(銀行などの)債権者にも泣いてもらえばよかった。ただ、政府が(東電を)つぶさないと決めたのでどうしようもない」と理解を求めた。】
その意味では評価するが、本気で「東電、会社更生すべきだった」と思うなら、政府に掛け合うべきでは?
『東電救済スキーム』は国民への裏切り、 国民を守らず、東電を守った政府が間違っていた。
今からでも遅くない、法に従って、東電を潰す手続きを始めるべきだ。
asahi.comより
【「ぶっちゃけたことを言うと、初発(はじまり)を間違えた。最初に会社更生しておくべきだった」。経済産業省の電気料金審査専門委員会で20日、安念潤司委員長(中央大法科大学院教授)は、本来ならば東京電力を法的処理すべきだったとの見方を示した。
東電は福島第一原発事故を起こして巨額の賠償費用を抱えたため、会社更生法を申請して破綻(はたん)処理すべきだという意見は根強い。同法に基づいて銀行からの借金をカットしたり、資本金を減らしたりしたうえで、賠償や再建を進める方法だ。
しかし、政府は「原発事故の賠償に支障が出る」などと主張し、原子力損害賠償支援機構を通じて賠償費用を支えることにして、東電を存続させた。安念委員長はこの仕組みに理解を示しつつも、「会社更生ですっきりとすればよかった」と述べた。
委員会は、東電の家庭向け電気料金値上げを審査している。20日の委員会では、オブザーバーとして出席した阿南久・全国消費者団体連絡会事務局長が「株主や銀行の責任は、どうなっているのか」と尋ねた。
安念委員長は「料金の審査では問えない」と説明したうえで、「株式を)100%減資し、(銀行などの)債権者にも泣いてもらえばよかった。ただ、政府が(東電を)つぶさないと決めたのでどうしようもない」と理解を求めた。】