世界の原子力村の総本山、IAEA調査団が、定期検査で停止したままの原発を再稼動したい
日本の原子力村をアシストする為に来日し、関西電力大飯原発のストレステストにお墨付きを与え、
保安院は、それを錦の御旗に、再稼動へGOサインを出す段取りになっている。

 asahi.comより
【定期検査で停止した原発を再起動させるための条件とされるストレステスト(耐性評価)の審査方法が適切かどうかを確かめるため、国際原子力機関(IAEA)の調査団が23日、来日した。31日までの日程で、関西電力大飯原発(福井県おおい町)などを視察し、関電の評価や国の審査の内容について確認する。

 日本政府が調査団の派遣をIAEAに要請した。ストレステストは、地震や津波、電源喪失などにさらされた際、事故が拡大するまでに、機器の性能や時間にどのくらいの余裕があるかを調べるものだ。昨年3月に起きた東京電力福島第一原発事故で国への不信感が高まっていることを受けて、初めて行われる。

 23日は、各国の規制当局の専門家を含む10人が電力会社の実施したテストを審査している経済産業省原子力安全・保安院を訪ねた。26日には、保安院が関西電力の一次評価を「妥当」とする審査の素案をまとめた大飯原発を視察する。保安院はIAEAの調査をふまえて最終的な審査結果を出す。】

関連記事 大荒れ、原発ストレステスト意見聴取会議、僅か2時間で安全評価「妥当」?