jiji.comより
【【パリ時事】国際環境保護団体グリーンピースは5日の声明で、同団体メンバーらが
フランス・パリ南東約95キロのノージャンシュルセーヌにある原発施設への侵入に成功したと発表した。

 同団体は「安全な原子力発電などは存在しないというメッセージを伝えるため、メンバーが侵入してみせた」
としている。

 AFP通信によると、グリーンピースはこれ以外にも複数の原発施設に侵入したと主張。原発を運営する
フランス電力公社(EDF)は、中部と南西部でも原発施設内で横断幕などが見つかったとしている。
事態を重視した仏内務省は5日、国内全ての原発施設を調査する方針を表明した。】

 毎日JPより
【 フランス中部ノージャンシュルセーヌの原子力発電所敷地内に5日午前6時(日本時間午後2時)ごろ、
環境保護団体グリーンピースのメンバー9人が侵入、駆けつけた憲兵隊に拘束された。警察当局によると、
仏南部の2原発でも別のメンバーが侵入しようとした形跡が見つかった。

グリーンピースは「フランスの原発の警備がいかに脆弱(ぜいじゃく)かを示すことができた」との声明を発表した。

 仏メディアやグリーンピースによると、9人は発電所内の2基ある原子炉のうち1基の外壁を登り、
「安全な原子力は存在しない」との横断幕を掲げた。

 グリーンピースの原子力関係の担当者はAFP通信に「メンバーは有刺鉄線など四つの防御線を誰にも会うことなく突破した。原子炉の中枢や核燃料がある場所まで約15分で到達した」と話した。

 これに対し、原子力発電所を運営するフランス電力公社は「監視システムで侵入を把握、追尾をしていたが、
あえて取り押さえなかった」との説明文を発表。「今回の侵入は施設、職員の安全に何の影響も及ぼさなかった」と強調した。

 仏政府は3月の東京電力福島第1原発事故後、国内の原子力施設の安全性の再確認を進めたが、
グリーンピースは「安全対策が自然災害や航空機の衝突、サイバーテロなどに偏り、人による侵入への対策が
不十分だ」と指摘した。   ノージャンシュルセーヌはパリ南東約100キロ。】

 グリーンピースの今回の行動は、自爆型・大量破壊兵器?生物化学兵器?とも言える、危険極まりない原発に対する、テロなどの外部からの攻撃が、比較的容易?なことを証明して見せた。

 イランの原子力施設では、どこかの国?からのサイバーテロで、危機一発で大事故を免れた前例もある。

 原発推進派の愚か者たちには、原発は、その存在自体が、非常に危険なものだと再認識していただきたい。
 
 原発の電気に固執し、原発や放射能の危険性に鈍感な一般の方には、
原発は、安全を保っていることが奇跡的?で、5重の安全防護?などで、原子力という猛獣を閉じ込め、辛うじて事故を起こしてないだけで、一歩間違えば、いつでも福島原発事故が再現されることを知っていただきたい。

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