河北新報より
【 福島第1原発事故によって、全域が緊急時避難準備区域に指定された福島県南相馬市原町区。
指定は30日にも解除される見通しで、市内では町内会などが手探りの除染作業を続けている。
しかし放射線量低減は簡単なことではなく、住民の不安は根強い。「安心して住めるようになるにはほど遠い」と避難準備区域の指定解除を疑問視する声も多い。
◎大量の土かぶせる
南相馬市西部の山間部にある原町区片倉地区。立ち入り禁止の警戒区域から数キロしか離れておらず、
局所的に放射線量の高い特定避難勧奨地点や計画的避難区域もある集落だ。
9月下旬、住民十数人が地区の集会所を除染した。近くの空間線量は毎時1マイクロシーベルト程度だが、
区長代理の渡部和男さん(59)が雨どいの下の地面を測ると、数値は20マイクロシーベルトに跳ね上がった。
当面の対策として大量の土をかぶせた。さらに屋根や壁を高圧洗浄機で洗い流し、
敷地に咲くコスモスも刈り取った。
片倉地区12世帯のうち4世帯では小学生ら子どもが暮らし、バスで北隣の鹿島区の学校に通学している。「少しでも線量を下げ、安心させたい」と渡部さんは話す。
除染は放射性物質を水で流したりして、生活空間からできるだけ遠ざける緊急措置。
「発生源」である放射性セシウムなどを完全に除去するのは困難だ。
作業を手伝う地区の男性(58)は「ここは山に囲まれている。山の表面の土を全部取り除かない限り、線量は下がらない。避難準備区域の指定が解除されても、これでは若い人たちを呼び戻せない」と苦々しく語る。】
何故政府は、放射能で「安心して住めるようになるにはほど遠い」危険な場所に住民を戻そうとするのか?
早く住民を戻せば、それだけ、東電が住民に支払う賠償金が減らせる??
それで、東京電力さま?の為に、経産官僚の意を受けて、その下僕?の野田政権が、住民の健康を危険に
晒してまで無理矢理に、避難準備区域解除を強行しようととしている、ということ?
【 福島第1原発事故によって、全域が緊急時避難準備区域に指定された福島県南相馬市原町区。
指定は30日にも解除される見通しで、市内では町内会などが手探りの除染作業を続けている。
しかし放射線量低減は簡単なことではなく、住民の不安は根強い。「安心して住めるようになるにはほど遠い」と避難準備区域の指定解除を疑問視する声も多い。
◎大量の土かぶせる
南相馬市西部の山間部にある原町区片倉地区。立ち入り禁止の警戒区域から数キロしか離れておらず、
局所的に放射線量の高い特定避難勧奨地点や計画的避難区域もある集落だ。
9月下旬、住民十数人が地区の集会所を除染した。近くの空間線量は毎時1マイクロシーベルト程度だが、
区長代理の渡部和男さん(59)が雨どいの下の地面を測ると、数値は20マイクロシーベルトに跳ね上がった。
当面の対策として大量の土をかぶせた。さらに屋根や壁を高圧洗浄機で洗い流し、
敷地に咲くコスモスも刈り取った。
片倉地区12世帯のうち4世帯では小学生ら子どもが暮らし、バスで北隣の鹿島区の学校に通学している。「少しでも線量を下げ、安心させたい」と渡部さんは話す。
除染は放射性物質を水で流したりして、生活空間からできるだけ遠ざける緊急措置。
「発生源」である放射性セシウムなどを完全に除去するのは困難だ。
作業を手伝う地区の男性(58)は「ここは山に囲まれている。山の表面の土を全部取り除かない限り、線量は下がらない。避難準備区域の指定が解除されても、これでは若い人たちを呼び戻せない」と苦々しく語る。】
何故政府は、放射能で「安心して住めるようになるにはほど遠い」危険な場所に住民を戻そうとするのか?
早く住民を戻せば、それだけ、東電が住民に支払う賠償金が減らせる??
それで、東京電力さま?の為に、経産官僚の意を受けて、その下僕?の野田政権が、住民の健康を危険に
晒してまで無理矢理に、避難準備区域解除を強行しようととしている、ということ?