『政府 核兵器保有の検討していた
  『核抑止力に相当するものをもんじゅによって日本は持っている
【(プルトニウムは軍事転用も可能なので)
 外交上の隠れたパワーになっている。 核抑止力に相当するものをもんじゅによって
 日本は持っているという側面があることは確か」(元原子力委員会委員九州大学大学院吉岡斉教授)

  元原子力委員会委員九州大学大学院吉岡斉教授の述べているように、
 プルトニウムを大量に保持しているということは、
 潜在的核兵器保有国であるということでもある。

  宇宙ロケットという名のロケットは、大陸間弾道ミサイルに転用可能であり、
 プルトニウム処理技術は、いつでも核兵器への転用可能を意味する。
 日本の技術力をもってすれば、いつでも好きな時に、長距離核ミサイル所有国となれるのだ。

  潜在的核保有国であり続けるためには、
 大量の兵器級プルトニウムを所有していることに対して、
 国際社会に対する口実が必要なのであり、
 もんじゅを廃炉にすると、その口実がなくなってしまう。 】一部抜粋

 『もんじゅ』失敗に備え、国際社会から軍事利用を疑われないよう、急遽 『プルサーマル』 と言う誤魔化しを思いつくが、『プルトニウム』はほとんど減らせないし、ウラン燃料の節約にもならない。

 日本が所有する 『プルトニウム』 の量は世界でも有数で、現にIAEA査察の頻度は北朝鮮を遥かに上回る要注意国家なのだ。