本田技研工業の創業者、本田宗一郎さんは、
会社設立当初より、「世界一になる!」と毎朝朝礼でみかん箱の上に立って叫んでいたそうです。
当時の社員は「うちの社長はなんて大ぼらふきなんだ」と思っていたそうですが、
ホントに世界一になってしまいました。
社員には見えなかった「世界」をみかん箱の上から見ていたんですね、本田宗一郎さんは。
で、どうやって世界一になったかっていうと、
それこそ、気の遠くなるような努力と創意工夫の積み重ね。
それを果てしなく続けて行った結果の世界一。
世間の人は、結果しか見ないから、
さぞや画期的なアイデアが湧いたんだろうとか思っちゃうけど、
そんなことはなくて、一つ一つの行いはそれこそ地味~な行動なんです。
全然派手じゃない。
その地味~なことの先にやっぱり世界を見ていた。
本田宗一郎さんにとっては、ネジ一個締めるのも、トイレで手を洗うのも、
全て世界一に繋がる行いだって意識してたんじゃないかな。
そういうのってスゴく大事だと、最近そう思う。