ご冥福をお祈りします | 走れ!掃除屋! 2

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俺が初めてバイクで追いかけっこして遊ぶ競技に出たのは
2009年の筑波TT、その次は肌寒い時期に桶川で開催された
青木タクマさん主催のレン耐だったから、歴史の浅い俺には
ついこの前の事のような気がします。

そのレン耐でMC兼実務を担当されてたのが、
レーサー&ジャーナリストの松下ヨシナリさんでした。


その後、何度か仲間でレン耐に出たので「SF Boon」のチーム名を
覚えてくれてて、何度か話しかけてくれました。
とても気さくで、話しやすく、好感のもてる人でした。


翌年の筑波TTではMCも担当されてて、俺を紹介してくれる時
「おっとぉ!よく見る顔だぁ!」とマイクでアナウンスして下さいました。

秋ヶ瀬サーキットでのレン耐では、一緒に写真を撮って
最高の笑顔を見せてくれました。
ワイヤレスマイクを首から下げて、自身もape50に跨って
前走車をバンバン抜きながら実況中継するっていう離れ業も
披露してくれました。


その後も筑波サーキットで何度も会い、軽く会釈したり
何て事もない挨拶会話を交わす程度でしたが、いつでも笑顔で
感じのいい松下さんでした。



今日の午前、イギリスのマン島TTレースの予選で
帰らぬ人となったとのニュースを見て、体が凍りつきました。
先月あたりも、筑波で見かけたばかりなのに。。


今年はマカオの市街地レースでも転倒して、
「市街地レースはヤバいよ」って仰ってたのを思い出した。
それよりずっとヤバいマン島TT


バイク歴の浅い俺は、詳しく知らなかったんだけど、
去年のレースの様子を短く紹介した映像からも。。。

マン島TT2012ダイジェスト


素人目にも「怖い」と思わせるに充分なレースであり、
これがこの形態で開催され続けることに少なからず疑問を持った。



なんでも歴史ある古いレースとは言え、初開催以来すでに
200人以上のライダーが命を落とし、2000年以降だけでも
21人が命を落としてるレース。。
バイクがまだ時速100キロ程度だったころから、
現代の時速300キロも出るようになったバイクまで、
同じコースを使って開催され続けてる。


確かにロマンだし、夢だけど。。。
これはもう「スポーツ」の領域を超えてる気がする。
これでいいんだろうか??


少し、疑問を持たずにはいられないです。


いずれにしても、松下選手のご冥福をお祈りします。
あちらでも、あの明るい笑顔でMCして、走って下さい。